今日はデッサン友達4人で葉山の近代美術館に行きました。
今、開催中の『アルベルト・ジャコメッティ - 矢内原伊作とともに』を
デッサンの先生が勧めて下さったのです。
美術館には逗子駅からタクシーで行きました。
森戸海岸を通って一色海岸に向かう途中にあります。
葉山の海を見るのは久しぶりです。
松のある海の眺めでした。
美術館から見た海
今日の私達の服装は...
私を含めて3人が白を基調とした服で、ひとりが黒系でまとめていました。
皆さん、色の使い方などにこだわりが感じられて、とってもステキです。
まだ、知り合って半年なので、いろいろ新鮮なのです。
なかなかセンスの良い方々~
展示は素晴らしかったです。
デッサンの先生が、この展示会のことを生徒に勧めるわけがわかりました。
鉛筆、インク、ボールペンで描かれた素描やデッサン、そして、
油絵、彫刻などから実に多くのことを学ぶことができるのです。
ノートや新聞の切れ端にまで、いつも鉛筆を走らせていたようです。
人物は、正面から捉えた絵がほとんどでしたが、
奥行き、立体感が見事に表現されていました。
デッサンのモデルは誰でもよかったわけでなく、
深い心のつながりが感じられる人を描きたかったようです。
そのひとりが矢内原伊作氏だったようです。
矢内原と聞いて、もしかしたらと思ったら、
やっぱり、かつての東大総長の矢内原忠雄氏の長男の方なのですね。
伊作氏は、何度もスイスのアトリエにモデルになりにいったそうです。
写真や往復書簡の展示から、ふたりの絆が伝わってきました。
今回、感じたのは、
しっかりしたデッサン力に基づく絵には説得力があり、
美しい、ということです。
とても刺激を受けて、私も
「これからはコップひとつでも毎日デッサンしてみよう..」と思いました。
美術館に付属する、海を見下ろすレストランで
ビーフカレーを食べ、食後のコーヒーを飲みました。
テーブル数が少ないので、ものすごく待たされましたが、待った甲斐がありました。
デッサンの先生お勧めのビーフカレーはとってもおいしかったです。