宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

寒蘭が開花しました

2020年11月12日 | 古典園芸

写真:土佐寒蘭西谷物黄花 『金 閣』

土佐の西谷に産する一群には色鮮やかな桃花やすっきり発色する黄花などが有ります。
黄花の代表として『金鵄』と言う品種が有るので、西谷産の黄花を総じて金鵄系と言う事も有るのです。
そして金鵄系の中に黄色と言うよりは白く発色する所謂「白金鵄」と言う一群もあって、代表格の『楊貴妃』は銘も姿も色も
臈長けた感じで美しく感じられるのです。

さて実は金鵄系の中にはなかなか黄色に発色させるのに苦労する事が多いのですが、この『金閣』は比較的安定して黄色く発色してくれるとの評価なのでした。
と言う事で入棚してみて、今回が初めての我が家での開花。

なるほど、まずまずの色が出てくれていますので開花が楽しみになってきました。
(*^^*)

 

 

写真:杭州寒蘭 無名紅更紗花 「霊陰の華(仮名)」

10月22日にアップした時には上の『金 閣』の花はまだ蕾が固まっていて土筆状態でしたが、個々の蕾がばらけてきています。
そしてこの「霊陰の華(仮)」は蕾だったのですが開花し始めました。

今年の「霊陰の華(仮)」の花の色合いもまあまあに咲いてくれたので喜んでいます。
この杭州寒蘭とは大陸産の寒蘭の一群で、国産の寒蘭と比べても遜色ないほどの魅力を持つ寒蘭なのです。

杭州寒蘭の人気がまだそんなに高まっていなかった時期に“山採り未開花”という株を30株ほど購入したのですが、殆どが並花と呼ばれるベーシックな花でした。
その中から数株の姿の良いものと、この更紗花を選抜して我が家に残してそのほかは売却したのでした。
その後、選抜した株達も草友に嫁入りして行ってしまいましたが、この株だけは残して未だに楽しんでいるのです。♪

今後もあと数株の開花を待つ鉢が有るので、今年いっぱいは寒蘭の花が楽しめそうなパパさんなのです。
(*^^)v

コメント
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