宮城の春夏秋冬

日々の事や私の趣味の事などを綴ります。
独り言なので異論もあるかとは存じますが宥恕賜りたく存じます。m(__)m

寒蘭 『金閣』 の開花

2020年11月26日 | 古典園芸

写真:土佐 西谷物 黄花 『金閣』

我が家における初花の『金閣』が開花しました。
と言うか、寒蘭黄花を育てたのはこれで3種目。
前の品種は年によって緑が乗ったりと発色に難が有ったので数年で手放したのでしたが、ひょんな事で入手したのがこの品種。
この品種は黄色の発色が安定しているとの触れ込みでしたので入手して、今年になって目出度く開花。
なるほど花芽を確認してから順調に色が乗って来て、開花の時には流石にやや色が薄くはなったものの充分に黄花。
これなら毎年楽しめそうですね。
(*^^*)

 

 

 

写真:折り鶴芸

ところが花をよく見ると天弁(洋蘭で言うアッパーセパル)の先の部分が折れ込んでいますねぇ。
これは寒蘭にしばしばみられる芸で、恰も折り紙の鶴の頭の部分の如く見えるので“折り鶴芸”と呼ばれています。
とは言え、この『金閣』に折り鶴芸が出現するとは聞いていなかったので、たまたま出現したと言う事なのでしょう。
まあ、他の花が咲き始めればわかることですね。
(*^^*)

こんな調子で秋から冬にかけて寒蘭を楽しむのです。
他にも数鉢開花していますが、まだ開花に至っていない鉢が2つ。
「台湾寒蘭無名素芯」と『霧山黄:台湾寒蘭虎斑』です。
蕾の具合を見ると12月に入ってからの開花に成りそうなので、年末までは楽しめそうですね。

新年になればそろそろ支那春蘭の早咲き系の品種が動き出すので、楽しみなのです。
メインは春蘭と寒蘭なのですが、支那春蘭→日本春蘭→エビネ→羽蝶蘭→秋蘭→寒蘭 と言う具合に、真夏を除いて1年を通して蘭の花を楽しめるように、鉢数は多くは無いですが他の蘭達も楽しんでいるのです。

コメント
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