37W1d てってけ先生の診察

 

 

毒母から「お腹が出てない。スタスタ歩く。大丈夫かしら？」

とやいのやいの言われてはや数ヶ月。

臨月も1週間経って、やっと歩くのが遅くなりました。

ちょっとガニ股になる感じも分かります。

 

 

一昨日11/15、よっこらよっこら診察に行って来ました。

今までは自宅から産院までだいたい20分くらいで着いたけど、

今回は途中休憩もはさんで30分かかりました。

 

 

今日から初めてノンストレステスト（NST）というものをやるらしい。

入ったことのない部屋に案内されベッド上でモニターなるものを２つ付けて、

仰向けにしてスタート。40分とのこと。

がん子さんの心拍が規則正しく鳴っている。

胎動を感じると心拍が早くなる。

順調そうだな。読書して時間を過ごす。

 

 

続いて内診。

カーテン越しに「逆子どうですか？」と先生から聞かれたので

「ぜーーんぜんです。いつも定位置にいます（笑）」と答えると

「諦めてますね？（笑）」と先生も笑っている。

子宮口は全く開いていない。

張りもあんまりないですよね？と確認され、はいと返答。

お産の兆候はまだないってことだ。

 

 

いつもの尿検査、腹囲、子宮底、体重測定。

血圧も問題なし。良かったー。

先輩ママからは「臨月入るとどんどんお腹が大きくなるし、体重もじゃんじゃん増える」と言われていたけど

たくさん食べていたし、お腹も出てきた割りには300グラムしか増えていない。

やっぱりさ、多くてもサンプルが3人くらいなのに、色々助言するって難しいなと感じるこの頃。

 

 

先週行った膣内の細菌検査は陰性。

血液検査は「貧血がほんの少し（基準値より）下になったので、食事でがんばって」と言われる。

 

 

 

エコーではもちろん逆子だけど、

今までずっと私の右側を向いている姿勢（第一ベッケン）だったのが

今日は左側を向いているらしい。（第二ベッケンになった）

 

 

頭の直径8.8センチ。腹囲30.2センチ。大腿骨7センチ。

また「足が長いですねー」と言ってもらえたけど、期待していいのだろうか。

現代っ子ってことなのかな。

それか受精卵の取り違え（←夫婦間でテッパンネタになっている）

推定体重は2679グラム。

もちろん誤差はあるだろうが、1週間で300グラムも大きくなったね。

とりあえず低体重出産はしなくて済みそうね。

 

 

一応20Wの時に聞いたけど、「確認ですけど女の子ですよね？」と聞くとそうだとのこと。

「（逆子直らなくて）もう、すごい頑固なんです、、。」と伝えると

先生も笑って「そうですね。1度も直ってないですもんねぇ。」と。

でもまだ諦めないでね、と言われる。

 

 

 

 

今日は顔がよく見えた。

ほっぺたがプクプク♪

「とっても優しい顔してますねー。」と先生。

本当？あらーー嬉しいわーー。

みんなに言ってるんじゃ？と少し思ってしまう素直じゃない私。

でも嬉しかったな。

 

 

来週もう一度診察して、逆子のままなら予定帝王切開の日程を組みますとのこと。

その場合、再来週の前半くらいですね、と言われる。

逆子の場合は37～38Wで手術しますと。

 

 

最後に看護師さんからも「もう回るの厳しいかもしれないけど、頑張ってね」と言われる。

でもさー。頑張って逆子体操してもさー。

終わっておへその上を触ると固い丸いものがあってガッカリするんだよね。

実は自己流で至陰というツボにお灸もしていたけど、効果ないし。

冷やさないようにはいつも気をつけてるけどさ。

もうがん子が「ここがいいんですっヽ(´ー｀)ノ」って言ってる気がしてね。

好きなようにしてーーって感じ。

 

 

私達の命を臼井先生にお腹に入れてもらって、

今度はてってけ先生の取り出してもらうの。

それはそれで私達らしいような気もする。

医療ってすごいな。

とっても大変な仕事だけど、感謝しています。

 

 

 

実際近くにそういう人がいないから、本当はわからないんだけど

不妊治療への偏見、帝王切開への敗北感、「医療介入のないお産」への賞賛、

ネットを見てるとたくさん出てくる。

以前、だんなさまに私は「医療に不信感がない」と言われたことがあるんだけど

それって多分、介護の仕事をしていて医療関係者ともたくさん仕事をしたからだとちょっと思う。

医者だって1人の人間だし、看護師だって、PTだってOTだって、みんな色んな人がいて

事務やその他の専門職と同じように、熱心な人もいれば、割り切った仕事をする人もいる。

それでみんな「人を助けたい」と考えているのは同じ。

だから、必要なら彼らの専門性を借りて助けて欲しいと思うし、

でも自分の身体のことだから、それなりに勉強して、納得した方法をとりたいと思う。

（だから帝王切開でいい、ってことではなくて敗北感はない、ということ）

 

 

それと、不妊治療したからって「人より苦労した分、得るものは大きい」って思うのはちょっと嫌だなって思う。

学んだことは少し多いかもしれないけど、それを自分の肯定感に使ったり

遠回りして、生まれた子供に期待するのもなんだかな、って思っちゃう。

 

 

がん子さん、生まれてからも色々教えてね。