相手が聴く姿勢を持ってくれているという確証がもしかしてなくて、
それでも今自分が話したくて、
あるいは自分が話したいと思っている自覚すらなくて
人が話し始めている時。
それがとても恐ろしい。
聞き流せるほど私は聴くことを軽んじてはないし。
だから恐ろしい。
同化することでの私自身の苦しみ。
苦しんでいるのに、相手が話したことでの解放感や安堵を感じている。
そこの矛盾。
そして私はどんどん口を閉ざしていくのです。
世の中は言った者勝ちですか?
主張した者勝ちですか?
言わない美徳が日本にはあります。
それでも言わないことを主張した文化も日本にはあるような気がします。
結局みんな自分を主張しているのですか?
言った者勝ちですか?
そう考えて。
口を閉ざさずにはいられません。
話すことはやはり一種のストレス解消なんでしょうか。
口を閉ざせる分、
ストレスがないことに感謝するべきなのでしょうか。
いつか壊れた時に
中途半端に壊れないことを願うばかりです。