少し前だけど哲学堂で練習試合をしました。
定位置二塁手10番。
ゴロが飛んできたけれど
バウンドに合わせられなくて捕球できなくて、
攻守の交代でベンチに戻ると
集中してなかっただろ？と兄さまに指摘された。
そこですごいひらめきをした時の感じと同じように気がついた。
私は随分プレーヤーとして楽しんでいるつもりだったけど
まだまだ観客で、
江口さんだけじゃない、ずっとみんなのファンだったんだと気づく。
プレーヤーなのに
すっかりみんなにみとれていたんだ。
ここで私はなんだかとてつもない大きな説得力を持って
スポーツの力について体感していく。
自分でボールを捕って投げて打つのが面白い。
みんなが上手に、かっこよく、さわやかに、プレーしているのが私をわくわくさせる。
癒されてのめりこむ。
江口さんが大きな声を出しながら大きなフライを追いかける姿が気持ちいい。
平井さんが瞬時に飛び込んでゴロを捕る姿に爽快感を覚える。
栗原さんの本業三塁手に安心する。
森君の元気なかけ声にさらに元気に爽やかな気分になる。
菅野君の初投手に同い年として感情をシンクロさせる。
打てないと思った時は次の手段に出る。
スリーバントがもたらしたものは
みんなの温かいお褒めの言葉と
相手チームや審判が爽やかに話しかけてくれたこと。
スポーツを一緒にしている時は
普段では絶対に得られない一体感を、胸がふるえる程の楽しさを、
みんなに分けてもらいながら共有し、体感することができる。
プレーヤーに集中できず、みんなを見てしまうけれど
その楽しさだけじゃない、さらなる楽しみを実感する1日でした。
スポーツの力は、柔らかくて、偉大。
一塁コーチャーから
みんなのバッターボックスでの闘いを見るのが最近の楽しみです。
あそこから見るとさらにさらにかっこよく見えるんだよ。
今年で甲子園も10年目になりますが、
みんなと出会ってからも10年になります。
今年は少しだけ仲間でもあるけれど
もうずっとみんなのファンです。
今度酔った時にでも、みんなにちゃんと伝えられたらいいなと思っています。
少し前だけど哲学堂で練習試合をしました。
定位置二塁手10番。
そこで、それにはっきりと気づいたんだ。