最初に勤めた老人ホームで、同僚が赤ちゃんを連れてきた時にも思ったんだけど、「これから死ぬ人」と「これから生きる人」のコントラストというか、同じ空間に存在する感じが、なんともいえないんだよね。昨日もそうだった。
性別も性格も生きる(生きた)時代も社会も環境も交友関係も何もかも違うんだけど、でも、同じ人間だということを激しく突きつけられるの。
で、できる人にはがん子を抱っこしてもらって、できない人には握手してもらったんだけど、普段動かない手が動いたり、普段話さない人が一言話せたりするわけ。もちろん、赤ちゃんが好きな人にはそういった作用があるわけだけど。
がん子の方も、歓迎されてると分かる人には(私がそう思っただけだけど)おとなしく抱かれてるの。ニコッとして声だしだりするの。人類皆兄弟、ってこういうことなのかなと私が勉強させてもらいました。
それで、握手するとお互いに「頑張って生きなさい」って言うの。おばあちゃんも言うし、がん子に代わって私も言うの。でも片方は死が見えているの。命のリレーってこういうことかなって思うんだ。
最近の子は除菌除菌で免疫が弱いから動物園に連れて行け、って話を最近聞いたんだけど(都市伝説かもしれないが)、昨日のがん子はおばあちゃんたちから結構昔ながらの菌をもらったんじゃないかと思っている(^^ゞ丈夫になりますようにw
@kojiro_mofu そうなんです! 私も元気になったしおばあちゃんも「頑張るよ」って前向きなこと言ってくれるんですよね。実際活力みたいのが増したオーラ出るし。ほんと普通に日常になるとステキだなって思います。
@happyfukky 福原さん、表現が比喩的でいまいち解らないけど( ̄▽ ̄;) 私と同じ気持ちがあって大切にしたいということは分かった!!(笑)
命のリレーで元気をもらえるばーちゃんもいれば、ちょっと話しただけで生気を吸いとられるばーちゃんもいるのは忘れちゃいかん。