himeGoto

高度生殖医療、体外受精で妊娠!主に出産までの記録をしていきます。

Danke schoen

2009-04-16 | Weblog




8年間が長いのかどうか。




最期、意外と苦手だった、というか拒絶反応に近かった春枝さんに挨拶しようかと思った。
付き合いは長かったし、担当にもなってご家族とも色んなやりとりをしたし。
でも挨拶したところで、10秒後には忘れてることは確かなんだけど。
でもなんとなく挨拶しようかなと思った。
時間の経過とはそういうものなのでしょうか?



地位と確固たる信頼と、でも疑心暗鬼と“閉ざされた世界にはまってしまった”陰の状態と
それら全てを、私の性格上「捨てて」しまいました。


離婚することはとても体力のいることだと、
別次元だけれどなんとなく理解ができて、
退職ということに、とてもとても心がこり固まってしまうことも実感できて、
そしてつらくて、
今までのことに対してマイナスを、マイナスに対してはマイナスの二乗を乗じてしまうような最期でした。


それでも、私の信頼した上司たちは
私のこり固まった心を、ちゃんと、しっかりほぐしてくれました。
それが社会ということなのか、
それとも彼らの人間性なのか
それすらも分からないけれど、今は後者に賛同することにして
由紀子さん、抄織さん、本当にどうもありがとう。
あなたたちの下にいられて良かった。
とても幸せだったと思います。


同時に私を見守ってくれていた晶子さん、ゆり子さん、美奈子さん。
見届けてもらい、見守ってもらい、守られていると感じてもらいました。
何より私の将来に対して応援すらしてくれました。
応援してくれたということでは理香子さんも同じです。
とても素敵な人生の先輩に出会うことができました。
こんなに幸せなことってあるでしょうか。
本当にどうもありがとう。
これからも私とつながっていてください。




それほどの計画もなく、少しの理想だけは持って外の世界に飛び出してみたけれど、
出てみて分かることはたくさんあって、
出てみて振り返って学ぶこともたくさんあって、
私はもったいないことをしたと初めて感じることもあって、
これについては少しびっくりもしたけれど
自覚がないと散々言われたことを思い出し、
だからこそ、だからこそ、相当の努力をして今を努めていきたいと思う。
ツタエルコトトツタワルコトハチガウ。
でも私はツタエテユキタイ。



地域でひとつの社会資源として活用されること、
家族を作って役割を担うこと、
家族の収入源として一端を担うこと、
愛する人を少しでも癒していくこと、
今までの大切なつながりを深め、つなげていくこと、
みんなが長生きして、少しでも時間を共有すること、



ドリョクシ、カミサマオネガイイタシマス。







本当に本当にありがとう。