忘却と４年間

女性は痛みを忘れるのが得意なんだそうです。
だから次の子も産めるんだそうです。



忘れるのが得意？



もちろん良く当てはまります。

有楽町や新宿や近場で錦糸町とか
そういった街に出て良き物を眺め、刺激を受け、
人ごみの中で一人良き本を読みながら食事をする。
この上ない幸せだと感じ、
絶対的にできなくなったママたちをほんの少し可哀想だと思う。

でもそこには重なり合うことができない立場の違いがあるらしく、
もちろん理解しているつもりだけれど、
自分がアッチノタチバになったら
幸せだと感じていたことも忘れて
その時のソッチノタチバをこの上ない幸せと思うのかなあ。
そうなったら、そうなった私をほんの少し可哀想だと思う。
忘れることは良きことですか？



私の大切な場所から、また一人いなくなってしまいます。
一緒に４年間過ごしてきた人です。

なおの時にも感じたことだけど、
４年間というのは何かしらの力が発生するのではないかと。
離れがたくて、寂しくて、
何か知らない大きな物。
それは本当はとっても小さな物かもしれないけど、
その物に対して悔しい想いすらしてしまう。
永子さん、本当に残念です。
誰も責めることができない状況で、
守ってあげられなくてごめんね。


忘れることが得意な我が性ですが、
忘れたくないこともたくさんあります。

出産は痛みを忘れることで続きますが、
痛みがあるから忘れたくないこともあります。

２－１＝０

亡くなった巌さんを前に、ミさんはとても素敵でした。
自分に正直で。相手を敬って。
100点のお父さんだったそうで。

「サイコウノヒト」
しづさんもそう話してましたね。
すっかり憧れてしまいます。


四季の会員になりました。
結局拍手しか送れなかった自分に気づいて、
結局そんなもんですかね？



久々の一人暮らし気分に羽を伸ばしているけれど、
どこか自分の居場所じゃない気がする。
二人そろって100ってことを忘れていたのに気づく。
日々勉強。



パトカーが走っています。

みんなに平穏と幸せを。



素敵な人たちの言葉を忘れない。