沈黙の春

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アサド政権、化学兵器使用の恐れ=亡命の前大使が警告-シリア

2012-07-18 00:43:26 | 政治、法律など

ロンドンAFP=時事】

シリアのアサド政権から離脱して亡命したファレス前駐イラク大使は16日、

英BBC放送に対し、アサド大統領が反体制派勢力に化学兵器を

使用する恐れがあると警告した。


 カタールに逃れているファレス氏は、アサド政権の崩壊は近いとの見方を表明。

その上で、アサド大統領は権力の座にとどまるため

「シリア国民全体を絶滅させる」覚悟があるだろうと述べた。

(2012/07/17-14:26)

シリア クラスター爆弾使用か

7月13日 12時50分

シリア政府軍が、戦闘に加わっていない一般の人々にも大きな被害を与えることから禁止条約が発効しているクラスター爆弾を使っている疑いが浮上し、確認されれば、アサド政権に対する国際的な批判がさらに高まりそうです。

クラスター爆弾は、1つの爆弾から多数の小型爆弾が飛び散るもので、小型爆弾の一部が不発弾として残り、これに一般の人が触れて爆発し、大きな被害が出るケースが後を絶ちません。
このため、おととしには、大量に保有するアメリカやロシアなどは加わらなかったものの、クラスター爆弾をほぼ全廃させる禁止条約が発効しています。


国際的な人権団体「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」は、12日、シリア中部のハマ近郊で撮影された爆弾の映像を分析した結果、「クラスター爆弾の小型爆弾だ」と発表しました。


そして、「ハマ周辺では最近、政府軍の戦闘機が旋回し、また、ロケット砲などで頻繁に攻撃しており、クラスター爆弾を使ったのは政府軍とみられる」と指摘しました。


シリア政府軍がクラスター爆弾を使ったとすれば、去年3月に反政府デモが始まってから初めてだということで、確認されれば、アサド政権への国際的な批判がさらに高まりそうです。
これについて反政府勢力の1つは、NHKに対し「政府軍は、ハマ以外の地域でもクラスター爆弾を使い始めたという情報があり、ますます市民の犠牲が増えるだろう」と話しています。



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