民主党は3日、臨時役員会を開き、消費増税関連法案の衆院採決で反対し、離党届を提出した小沢一郎元代表ら衆院議員37人を除籍(除名)処分とする方針を決めた。小沢氏は、自民、公明両党との3党合意を批判し、新党を結成する意向を表明しており、党執行部として今国会での法案成立を最優先する決意を明確にするため、厳しく対処する必要があると判断した。
一方、離党届を提出していた水野智彦衆院議員(比例南関東)は3日、届けを撤回する意向を執行部に申し入れ、認められた。これにより小沢氏を含む離党者は衆院議員37人、参院議員12人の計49人に減った。
臨時役員会では、増税法案に反対したが、離党は否定している鳩山由紀夫元首相は党員資格停止6カ月とする方針を決定。鳩山氏を除く反対者18人は党員資格停止2カ月とした。参院12人の離党届は受理し、処分はしない。法案の参院審議を控えていることから、参院側を刺激したくないとの思いがあるとみられる。
処分方針はこの後の常任幹事会で了承された。党倫理委員会を経て、正式に決定する。(2012/07/03-17:07)
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