沈黙の春

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八王子スーパー3人射殺事件 

2012-07-25 00:22:59 | 事件

八王子スーパー3人射殺事件 カナダ在住中国人の男の身柄引き渡し要請 警視庁

産経新聞 7月24日(火)20時15分配信

 東京都八王子市のスーパー「ナンペイ大和田店」で平成7年7月、アルバイトの女子高生ら3人が射殺された強盗殺人事件で、警視庁が、カナダ在住の中国人の男(41)が何らかの事情を知っている可能性があるとして、旅券法違反容疑で逮捕状を取り、現地の司法当局に身柄の引き渡しを要請していることが24日、捜査関係者への取材で分かった。

 日本とカナダの間には犯罪人引き渡し条約がないため、カナダの司法当局が引き渡しを認めるかを審理している。9月にも決定が下される見通し。身柄が引き渡されれば、事件の実行犯の特定につながる情報を得られる可能性もある。

 捜査関係者によると、男は日本に滞在歴があり、日中混成強盗団のメンバーだったとみられる。事件当時にも日本にいたが、14年4月に出国。その後、カナダに渡ったが、現在は現地当局に身柄を拘束されている。

 男と一緒に出国した日中混成強盗団の中心人物で、中国で覚醒剤密輸に関わったとして死刑判決を受けた武田輝夫元死刑囚=22年4月に刑執行、当時(67)=が、21年9月に警視庁が現地で事情聴取を行なった際、「カナダにいる中国人が実行犯を知っているはずだ」などと供述した。

 警視庁は、この人物が男と断定し、出国の際に日本人名義で不正に取得した偽造パスポートを使用した容疑で、逮捕状を取得。外交ルートを通じて、カナダの司法当局に身柄の引き渡しを求めた。

 事件からは今月30日で丸17年になるが、凶悪事件の公訴時効は廃止されており、捜査は続いている。使用された拳銃はフィリピン製の38口径「スカイヤーズビンガム」とみられることが判明しており、警視庁は今月、製造元にも捜査員を派遣したが、今のところ特定されていない。

 八王子スーパー強盗殺人事件 平成7年7月30日午後9時15分ごろ、東京都八王子市大和田町のスーパー「ナンペイ大和田店」で、アルバイト従業員の稲垣則子さん(47)▽都立高2年の前田寛美さん(16)▽私立高2年の矢吹恵さん(17)=いずれも当時=の3人が粘着テープで縛られた上、頭を拳銃で撃たれ殺害された。

金庫には金約500万円が残されていたが、こじ開けようとした形跡があり、銃弾も撃ち込まれていた



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