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堀北真希「東京大空襲」と「ハチミツとクローバー」

2008-03-18 07:13:28 | ドラマ・映画
堀北真希「東京大空襲」

始まりとしては良かったが、CGがうまく画像にはまっていなくて戦時中の様子に見えなかったのはいたい。
そして、お笑いの出演者が芝居を壊しているのも気になった。ただし、その辺に目をつぶればストーリーとしてはそれなりに良いドラマに見えた。

主役桜木晴子役の堀北真希。やっぱりいい演技をする。特に感情表現を目配りでするところがいい。舞台経験もなくドラマでこれをやる女優は滅多に見ない。

ところどころ現代風の演技になってしまうところがあるが、これは先の成長にまだ期待できる部分だろう。

そして、どこで覚えたのか相手のリアクションを期待した演技をするのが堀北真希がここまで伸びた原因だろう。そのため、自分の印象を強く残しながら相手の印象も残す高度な演技になりつつある。

そこが、蜷川氏が買っている藤原君の演技との違いだろう。自分を生かすために相手を殺してしまうタイプの藤原君との組合せは本来は良く無いが、相手を生かす堀北真希の演技がまさって組合せがうまくいったドラマに見える。

「ハチミツとクローバー」

結局、何を伝えたいドラマかわからないドラマのまま終わってしまった。まったりドラマの典型で、どこをどう直せば面白くなったとは書きにくいドラマだ。ただ、言えることは成海璃子だけを主役にドラマを構成すれば面白かったのではないだろうか。

そして、最終回を見た感想も成海璃子だけが印象に残った…ただ、それだけなので、この女優の将来性だけは感覚が揺れる。凄い女優になってもおかしくないし、この後伸びなくてもおかしくない。次のドラマで別のキャラクターで堀北真希のように難なくこなしてしまえば凄い女優の仲間いりだろう。

挑戦シナリオライター(裏ブログ)
タイトルは「恋すればミステリー」