医龍とドラマにならないエベレスト登頂

両足が義足の登山家が、エベレスト登頂中に頂上付近で倒れている
登山家に気づきながら見殺しにしたというニュースが流れた。

人の命の重さを知らない人間に栄誉など無いだろう。
自慢げに腕を組んで良く笑って写真など撮れたものだ。
しかも、これで障害者の励みになると語ったというから呆れる。
この男性は自分の両足とともに心までどこかに忘れたらしい。

大変なものに挑戦するのは素晴らしいが「心」だけは残して
おきたい。

恐らくこの件が発覚しなかったら、ドキュメンタリーかドラマと
してこの登山家の軌跡は報道されたろうが、誰もが感じる不愉快
さにドラマではなくなった。

ドラマにはやはりカタルシスが必要なのだから。

さて、今日のドラマ医龍。
「手術はレースじゃない。患者のためにある」
大学病院関係者にかみ締めてもらいたい言葉だ。

少なくとも幾度か大学病院で患者のための医療か不審を持った人
間からはそう伝えたい。