挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

長澤まさみとタッチとラフと涙そうそう

2006-08-25 21:48:01 | ドラマ・映画
リアルタイムで感想を。

なんで子供時代から主人公のナレーション
で映画が始まるかなぁ。
映画は映像見せるもんだろう。

関係者全員まともに原作読んでいないのが
良く分かる始まりだ。
少なくとも原作を読んで面白いと思った人
間からはどうでもいいシーンが始まりの約
8分。
加えて野球を知らない私でも気になる大き
な点がある。夏の日が照っている中、練習
して走ったり投げたりしているのに誰も汗
をしたたらせていない。
当然、夏の甲子園で投げていても汗をたら
してなどいない。
こんなスポーツはいったいあるのか。
原作は漫画とはいえテーマは野球なのだか
ら常識は抑えるのが監督だろう。

このまま文句を書き続けるのも大人気ない
ので、この作品のマニアなポイントを。

20年以上経っても覚えているのが漫画が凄い
のか自分が凄いのか。

1.南のセリフ「たっちやんはたっちゃん、か
 っちゃんはかっちゃん」
2.原田のセリフ「野球は譲っても大切なもの
 は譲るなよ」
3.甲子園から電話で達也のセリフ「上杉達也
 は浅倉南を愛しています」
 青い空。

この3点が入っていれば原作派でも、この映画
まあまあと言わせただろうと思う。

まったく残念な映画だ。コミックで26冊読むの
が面倒だったのだろうか。

それと主役3人が声に表情が無いのも映画の問
題かもしれない。

キャラクターが生きていない。
長澤まさみ、不思議な魅力は感じるが、演技力
や表現力がついていない。

当初、舌足らずな話し方のせいかと思ったが、
普段本人はそんな話し方をしているようで当然
喜怒哀楽は日常生活上出しているはずだ。

ということは、普段の会話を映画やドラマで出
来ていないということだろう。

阿部寛と競演したドラゴン桜のワンシーンでは
しっかり出来ている場合もあるというか、おっ
と思わせたシーンがある。

要は安定した演技が出来ないというか、実力者
に演技力を引き出して貰わないと輝けないのが
現状だが、引き出されるとなかなかの演技だ。

素質は確実にある。後は本人がどうやってその
素質を開花させるか。もう確か20歳。遅くても
数年で開花して欲しいものだ。

今年は「ラフ」「涙そうそう」と映画主体。
早く掘北真樹と同等の演技力を見につけて欲し
い。
あの「世界の中心で……」で脇役と主役で出て
いた二人が、今は主客転倒している。

この年代ではタイプが違うので、それぞれ違う
ドラマや映画で楽しませてくれそうで大きく期
待している。