織田裕二「太陽と海の教室」
前回からだらだらと引っ張って、「人魚姫」にかけて無理やりストーリーを作って場を盛り上げた回だった。
「人の命」の重さを知っているのか?…そうこの有名シナリオライターには問いかけたい。
まず、この少女の暴走のバックグラウンドの描写は明らかに足りない。なぜそこまで暴走するか見て理解できない。
そして、引きずりこまれた無関係な未成年の生徒を簡単に殺すシナリオを書いたことも腹立たしい。これは学園ものだからこそ憤りが出る。
後の展開はこれで一、二回持たせられるが、こんな「命」を粗末にするシナリオを書く人間にシナリオライターをやる資格はないと私自身は思う。
ミステリーものなら使うケースはあっても、教育ものでこんなシナリオライターにとって都合のよい展開は使うべきではないだろう。
不慮の事故はまったくないわけではない。だが、それだけに教育ドラマで都合よく使ってはいけないものだろう。
本来の企画意図にそんなものが含んでいたとしたら、その企画意図がおかしいが当初見た限りでは未履修問題と教育のあり方をテーマにしたドラマのはずだった。
先週からの展開はどう見てもシナリオの内容が足りなくなって、思いつきで無理やり作った展開に見える。
事故原因を聞いてあり得ない事故ほど親族に与える衝撃は大きい。
身近にそんな事故で亡くなった哀しみを知る人間からすると今日のシナリオは許しがたい怒りを感じる。
DVD「ボーン・アルティメイタム」
腹立たしい日本のドラマを忘れるために見だした。
記憶喪失になったボーンというコードネームを持つ元CIA工作員の逃亡劇の最終作。
この映画もやたら人が死ぬシーンが出てくるが、もともとの設定がそういうものだということは見る人間は分かっているので違和感はない。
そして、サスペンス的要素を強めているので、展開が早く飽きない上ラストがヒューマニズムにあふれていて爽快な映画にしあがっている。
「流星の絆」
原作にない林ジョージという役に尾美としのりが配役されている。
クドカン脚本だから何かしかけてくるだろう。
お笑い担当になるのか、それとも名前だけギャグっぽくして主役三人の後見人か分からないが要潤の後に名前が出ているので重要な役かもしれない。
個人的な原作の感想からいくとそこそこ面白い…となる欠点があるのでラストを変えてくるかもしれない。
いずれにしても、このドラマは始まらないと予想のつけようがない。クドカンはけっして原作をなぞらないタイプの脚本家なので。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]
前回からだらだらと引っ張って、「人魚姫」にかけて無理やりストーリーを作って場を盛り上げた回だった。
「人の命」の重さを知っているのか?…そうこの有名シナリオライターには問いかけたい。
まず、この少女の暴走のバックグラウンドの描写は明らかに足りない。なぜそこまで暴走するか見て理解できない。
そして、引きずりこまれた無関係な未成年の生徒を簡単に殺すシナリオを書いたことも腹立たしい。これは学園ものだからこそ憤りが出る。
後の展開はこれで一、二回持たせられるが、こんな「命」を粗末にするシナリオを書く人間にシナリオライターをやる資格はないと私自身は思う。
ミステリーものなら使うケースはあっても、教育ものでこんなシナリオライターにとって都合のよい展開は使うべきではないだろう。
不慮の事故はまったくないわけではない。だが、それだけに教育ドラマで都合よく使ってはいけないものだろう。
本来の企画意図にそんなものが含んでいたとしたら、その企画意図がおかしいが当初見た限りでは未履修問題と教育のあり方をテーマにしたドラマのはずだった。
先週からの展開はどう見てもシナリオの内容が足りなくなって、思いつきで無理やり作った展開に見える。
事故原因を聞いてあり得ない事故ほど親族に与える衝撃は大きい。
身近にそんな事故で亡くなった哀しみを知る人間からすると今日のシナリオは許しがたい怒りを感じる。
DVD「ボーン・アルティメイタム」
腹立たしい日本のドラマを忘れるために見だした。
記憶喪失になったボーンというコードネームを持つ元CIA工作員の逃亡劇の最終作。
この映画もやたら人が死ぬシーンが出てくるが、もともとの設定がそういうものだということは見る人間は分かっているので違和感はない。
そして、サスペンス的要素を強めているので、展開が早く飽きない上ラストがヒューマニズムにあふれていて爽快な映画にしあがっている。
「流星の絆」
原作にない林ジョージという役に尾美としのりが配役されている。
クドカン脚本だから何かしかけてくるだろう。
お笑い担当になるのか、それとも名前だけギャグっぽくして主役三人の後見人か分からないが要潤の後に名前が出ているので重要な役かもしれない。
個人的な原作の感想からいくとそこそこ面白い…となる欠点があるのでラストを変えてくるかもしれない。
いずれにしても、このドラマは始まらないと予想のつけようがない。クドカンはけっして原作をなぞらないタイプの脚本家なので。
雫石令のホームページ[魔法のiランド]
私は熱心に見ていませんでしたが、二週前くらいから、CMの番宣が雰囲気が変わったのであれ??っと思ってはいました。そして、福田総理の辞任があって、それを機に途中からまた見て・・今週は気になってみまてました。
サイトを見ていると、このドラマのファンって、10代の子供とかが多いみたいです。うーん、ライターさんの懸念、分かるような気がします。
私は素人ですが、私でもこの大人が書いたシナリオは、確かに疑問ありです・・。とはいえ、私もそれに乗せられて視聴してたんだと自覚してます。
個人的には、好きな役者さんが沢山沢山出てるんですが、やっぱりドラマって、ストーリーが大事ですね。
わたしはドラマとは人の心を振るわせるものと思っています。
ストーリーの中に誰かが死ぬシーンがあっても納得できる企画意図の中で出てくるものならいいと思っています。
例えば、先日の日テレの「東京大空襲」など。
ところが、今週の「太陽と海の教室」のシナリオは企画意図にあると思えないシーンを作って人の命を奪った。
年間3万を超える自殺者や少年事件の多発などが起こっている現代社会を考えると、ドラマの影響力は大きいと思っています。
この番組の視聴者は出演者から若年層が多いのはわかりきったこと。
命の大切さを教えるならともかく、自殺に友人を巻き込むなど見せるべきではないシーンを今回は作りすぎということで正直かなり腹を立てています。
月9のステータスを考えれば論外なシーンです。
わたしはこのドラマが作ったシーンを現実に二つとも経験しています。もちろん、シチュエーションも同時に起こったことではないですが。
ただそれだけに、他人事ではなく心が痛みました。
「自殺」、爆発するようなエネルギーが必要です。
偶然な出来事による人の死。転んだだけでも起こりうることです。
それだけに、当事者には受け入れがたい哀しみを長く残します。
このシナリオライターはそんなことを調べて感じたのか…恐らく調べてはいないと見て感じたので厳しく書きました。
わたしがシナリオを書きたいと思ったのは、人の心を振るわせるドラマや舞台を作りたいという思いからでした。
とはいえ、入り口は遠いのが現実ですが。