挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

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松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」と長澤まさみ「そのときは彼によろしく」

2007-05-16 20:34:34 | ドラマ・映画
松山ケンイチ「セクシーボイスアンドロボ」
「謎の組織」が話しの発端にするパターンに完全にした
ようだ。これなら最初からその方針でやった方がここま
で視聴率は落ちなかっただろう。

さて、演劇好きなら「おっ」と思う白石加代子さんが松山
くんの母親役出ている。
さすがに、少ないセリフでインパクトが強い。芝居から出て
きた人はテレビでは普通に演じただけで目立つ。

このドラマどうすれば面白くなるだろう。やはり、ニコが
活躍するのが前提だろう。そこに、オタクのロボが絡んで
何となく役にたっているのが理想だと思う。
一話完結はいいが、この基本路線が無いと見ている視聴者
は主人公がニコとロボでも面白いと感じない。
今からでもいいから何とかこの方向に変更できないだろうか。


そうそう、ようやく吹き替えを使ってニコに七色の声を出
せるにしたようだ。
これも早くからそうすべきだった。

長澤まさみ「そのときは彼によろしく」
映画館に行くと予告編が流れているのでほぼ全貌が見えてきた。
この映画、回想シーンが多そうだ。逆に書くと説明のようなスト
ーリーの可能性と長澤まさみが余命幾ばくかの設定が捨てきれな
い。

原作に沿って少し手直しするだけで、相当泣ける映画になるはず
なのに見る前から期待できないのは残念だ。
シナリオライターが七話で「セーラー服と機関銃」を終わらせた
ライターなだけに余計不安が募る。

この原作は「待つ心と希望」が感動を呼び寄せる。
ぜひ映画を見る前に原作を読んで欲しい。少し原作者のアクが強い
ので読み難いところがあるが、感動の一滴が心に染み渡ると思う。