挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「ライフ」

2007-08-18 23:30:56 | ドラマ・映画
「ライフ」
これだけマイナスなシーンだけうまく描けて、プラスシーンはほとんどインパクトがないドラマは見た事がない。プロデューサーもシナリオライターも何を考えて作っているか疑問だ。というか、マイナスなシーンだけうまく書けるシナリオライターも不思議だ。

不思議なことに視聴率が10%を超えているので、その線で押しているのだろうがシナリオライター志望としては、こんなカタルシスのないドラマをプロデューサーから依頼されたら相当抵抗するか、仕事としては引き受けない。
来週は今週にも増してマイナスな展開だが、このままラストまでこのマイナスなストーリーで続けるのだろうか。

CMではいじめに立ち向かう主人公が強調されているが、そんなシーンはCMで使われているシーンだけだ。
後は、ひたすら耐え忍ぶシーンの連続か、軽い逆襲が逆手に取られてより一層事態の悪化を引き起こす展開になっている。見ているだけでイライラしているが、ここまで見ると最後まで見るつもりだ。
ただ、先週も書いたが今までのところ主客逆転をしている。福田沙紀の役上でのイメージが強烈だが、このイメージは本人にとってプラスだろうか。脇役のような扱いの北乃きいは、このドラマでは評価をあげるだろう。

結局、出演者で明暗が極端に分かれる作りなっているのもプロデューサーとシナリオライターも理解していた方がいいと感じている。

この時間枠は前作のライアゲームでステップ枠になっているようだが、このドラマで次のドラマは苦しくなったような気がする。

さて、「ウィキッド」。明日も観るので掲示してみました。こちらはカタルシス満載のミュージカルなのでお勧めです。