挑戦!シナリオライター(映画・ドラマ)

シナリオライターを目指す徒然なる一言(携帯でもリンクで飛べるようになりました♪携帯でもご覧ください)

「デスノート」と長澤まさみ「セーラー服と機関銃」

2006-10-27 22:52:00 | ドラマ・映画
「デスノート」、200万人以上動員してたらしい。
見るか見ないか迷った映画なので、今日放映してく
れて助かった。とりあえず、後編は映画館で見るつ
もりだ。

さて、それほど動員した理由が正直わからない。
ただ、動員実績があるのは事実。シナリオとして勉強
になるものなのは確かかなとも思っている。

それはさておき、藤原君は個人的に劇場で良く観るが
蜷川氏ほど高く個人的には思っていない。
この映画でも普通の人間が話す感情の抑揚と異なる
話し方を度々しているように感じる。

どちらかというと一呼吸で一気に話すことが多い。
それが感情移入を楽しみに観る私のような観客には気に
なる。

それから、ラストから後編に続くの映画シーン。キラが
何人も誕生するようだが、不自然な誕生の仕方だ…とい
うよりドラマの面白さは焦点が合う人間は少なければ少
ないほどいいの原則から外れる。
ということで、前編との比較で面白さに不安が出てきた。

さて、長澤まさみ「セーラー服と機関銃」。長澤まさみが
やけに眼鏡をかけてスポットを浴びると思ったらseedがス
ポンサーでネット配信までやっていた。
ドラマ中にはっきり「2week pure」まで映していたことか
らよほどスポンサーとしては大きいのだろう。このドラマ
では。
もっとも、今後のドラマはこういった形で製品紹介を入れて
CMを減らす方向に行けるなら行った方が視聴率は取れると思
う。
しかし、それだけシナリオライターは頭が痛い脚本にはな
るが。

さて、このドラマだが、それを差し引いてもなんだかなぁの
展開が続く。残り5話にしたんだから、もう少しテンポよく
話が作れないのはどうしたもんだろう。
原作の重要シーン集めてちょっと膨らませればスピーディで
テンポがいい話ができると思うのだが。

それから、ここで佐久間が撃たれても初回で視聴者は最終回
で佐久間が元気に歩く姿を見ているので驚きも何も無い。
しかも、お守り札は渡した瞬間から多分視聴者はこの展開を
予想していただろう。いくつかのドラマ、映画で同じ事はや
られ過ぎている。

それから、学校の同級生を唐突にだす展開も次回に興味を繋
ぐとは思えない。折角、小泉今日子が出ているのだからこち
らと長澤まさみ、佐久間を絡ませて話しを展開した方がよほど
興味が繋がるのではないか。

ここまで、原作を知らない人間は何のためにチラチラ小泉今日子
が出ているか分からないと思える。

長澤まさみ、小泉今日子、堤慎一とこの三人だけでも映画の二本
は作れると思えるのに、このシナリオ納得いかないを通りこして
いる。