冬のパドリングウエアの選択は、実に悩ましい。ウェットスーツなどに使われるネオプレンからドライ素材まで、いろいろな組み合わせがあってどれが最も良いのかが分かりにくい。そして往々にしてスポーツウエアは高価なので、購入するウエアの保温性・防水性が高くなるほどフトコロが寒くなるというのが実情である。
夏であればウエアなど化繊でありさえすれば、まぁ快適なカヤッキングは出来る。しかし今や季節は冬。寒いのである。沈とかした日にゃ、すごく寒い。死んじゃうかもしれない。ぼくもそろそろ限界を感じ始めてきたので、ウエアを買うことにした。
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ぼくが買ったのはモンベルのパドリングジャケット。袖と襟とお腹の部分はネオプレンで機密性が高く、本体部分はドライ素材である。分類でいうとセミドライというやつだろうか。ロールが出来れば沈してもずぶぬれは避けられそうだ。ジャケットの色はカヤックに合わせてブルーを選んだ。今思うとPFDもカヤックの色に合わせればよかったかも。先週、先々週と早速新しいパドリングジャケットを着て漕いでみた。
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漕いだ感じは結構いい。服が動きを邪魔することも無い。グッドである。エクササイズペース(ちょうど時速7km)で一時間漕いだら汗がかなり出た。風を通さないぶん温かい。
これにロングジョンを足せば、まぁこの地方の冬は大丈夫であろう。ロングジョン、まだ持ってないけど。やっぱり買わなきゃダメかなぁ。実はぼくはロングジョンは分厚くて運動性能が良くないのであまり好きじゃない。クリマプレンのパンツなんてどうだろう。実際の保温性や運動性能はどうなのだろう。気になるのである。現在のところ下は肉厚の化繊素材(名前がわからない)のインナーの上にゴアテックスのレインウェアをはいている。
パタゴニアの創設者 Ivon Chouinard の本を読んで以来、パタゴニアという会社の有り方に共感する部分があったので、当初はパドリングジャケットもパタゴニアで買おうと思っていた。しかし、鎌倉と名古屋の支店を覗いてみたもののどちらもパドリングウエアは取り扱っていなかった。ちょっと残念。まーゆくゆくはスカノラックでも買っちゃおうかなー!ゆくゆくは、ね。