さよなら !? ケータイブロガー銭形K!!!

齢 六十弱w それでも、青春を上書き更新し続けるオッサンの亡備録 かも… かかってこいやあ‼‼

プライド in 『プライド』

2012-02-29 00:39:58 | 満島ひかりのむきだしでも、生きてゆく3D
ヘンタイ in 『愛のむきだし』 に続くアホ企画!

満島ひかり&ステファニー、W主演 金子修介監督の傑作『プライド』
作中のセリフ中で「プライド」とゆー言葉がどれだけ出てくるかアッー!?

では、どーぞ
※劇中テーマ曲「PRIDE-A Part of Me-」の歌詞は除きます

・史緒(ステファニー)…4回
・萌(満島ひかり)…2回
・蘭丸(渡辺大)…1回
・神野(及川ミッチー)…1回

合計…8回


うわー…、この企画は失敗www
『愛のむきだし』の「ヘンタイ」81回に対して、「プライド」8回…
圧倒的、十倍の差

やっぱ「ヘンタイなりにちゃんと生きてる」って感じか
満島ひかりに「ヘンタイ」とか「オナニー」って連呼させてる園子温が如何にヘンタイか…

やはり『プライド』監督・金子修介はロマンポルノ出身とはいえ、まともな映画人か
まあ原作は一条ゆかり

これを機会に『プライド』またじっくり観てしまいましたw

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満島ひかりの女優力について、その弐拾禄『ラビット・ホラー』

2012-02-28 20:46:00 | 満島ひかりのむきだしでも、生きてゆく3D

私・Kはんは実はかなりのホラー好きで「ジュオナー」なのだ(←なんやねん!?ジュオナーって)
まあ『呪怨』フリークってコトw
大体2年サイクルくらいで見直したくなる
ハリウッド版は全部ギャグだけどね~
あ!ビデオ版2作、レンタル落ち中古VHS、DVDに落とさんと…

で 『呪怨』といえば清水崇
清水崇といえば『呪怨』

『呪怨』の清水崇が、満島ひかりで撮ったのが
『ラビット・ホラー 3D』

何度か書いてるが、Kはんが彼女にハマッたのは去年の10月なかば、丁度『ラビット・ホラー3D』のロードショーが終わった直後
だから初見は先週のDVDリリースでようやく
そして、3Dではない…

いや、これは…
劇場での3D鑑賞でないと、この作品の魅力は7割減だろう
清水崇が(今作で劇中劇でも出てくる)前作『戦慄迷宮3D』に対するリベンジとして、徹底的に3Dで撮る事に拘って作った事が2D映像越しにもありありと感じられる
マジでこれを当時劇場で3Dで観れた人が本当に羨ましい
ウサギのぬいぐるみが飛び出すシーン、飛び散るタンポポの種子、奥行きを強調した画面…
ここまで作り手が確信的に3Dを意識して撮ったモノは他にないだろう
ストーリー的にも3Dに関係ある訳だから
だからこそ、これは劇場で3Dで観たかった………


最近の清水作品はあまり怖くなくなった
これも有名な童話ふたつを下敷きにした、ホラーと云うよりダークファンタジー
2005年作『輪廻』に通じる設定のどんでん返しで見せるミステリー

満島ひかりはモノローグ以外はほぼセリフ無しの特殊な演技
まあ、既にこれくらいの芝居は出来て当たり前と麻痺してる自分に気付くw

彼女の芸歴の中で、清水ホラーの主演を張ったと云う一頁
役者としての力量的にはホラーで恐がらせる側も充分に出来るし、見てみたいが今の彼女のポジションではもう無理か…
いやいや黒沢清作品とかで真に怖い役、人が怖い映画、サイコホラーで最高に怖い“人”とか見てみたいと妄想してみる




最後に、清水崇が今作のプロモーション時のインタビューで満島ひかりを有り得ないほど絶賛してたので、それをまんままる写しで~
「奴は癖のある匂いたつような本能的な人間で、だから本気でいい女優です(笑)。 まだ若いのに骨太な感じを受けるのは、“こなせればいい”的な手抜き芝居を一切しない。 そんな生意気さや不安定さ、でも真っ正直に精一杯自らを模索している感じが実に気持ちいい人間だな…と。 うわべや見え方ばかり気にして、事務所の保護の中で“気持ちの見えないごっこ芝居”をする日本業界の中ではめずらしく、素直で賢く不器用な女優だと思う。 ともすれば、『濡れ場や汚れ役をこなせれば実力派?全て体当たり演技?』みたいな陳腐な評論で挙げたり蔑んだりしか出来ない世界で、よくぞ生きてきてくれていたな……ってうれしくなるような女優さんですよね。
~中略~
誰しも(特に俳優や女性は)周りと比べて自分への評価ばかりを欲しがちですが、彼女は自分独自への野心を持っている。 絶対に強いと思います。
本人が言っていたことですが、初映画が子役時代の『モスラ2 海底の大決戦』で、「その時の演技が今では見ていられない位下手で…」とキャッキャッ言っていて(笑)。 無責任だなぁと思いましたが、そういう事を平気で言えるのは、今のわたしは全然違うという自信と成長の現れでもあって……。 結婚もしたようだし、もう少し大人になったら、“息つく間もないようなギラつくキリキリ芝居”から“程よく力の抜けた、弱くて賢くない役”でも仕事をしてみたいですね。」


大絶賛…
ホラーしか撮れんくせにw

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『板尾創路の脱獄王』

2012-02-27 22:38:13 | 映画観たり、時々ドラマもね
『板尾創路の脱獄王』をレンタルで観た

もう2週間ほど経つが、書いてなかったのは感想がまとまらなかったから
周りの友人たちの評価の高さと、先月劇場で観た『月光ノ仮面』が良かったせいもあり、期待のハードルを上げ過ぎてたのもある
が、


「まあ、こんなもんか」

正直に書くと



そのあとも、ネットでたくさんの人のレビューを見たけど、ほとんどが絶賛だった

実際に悪くはない作品だと思う
過度の期待や先入観は禁物
それを痛感…


やはり、映画は予備知識少なく素(す)で観るのがいちばん

何も知らずに観てたら感想も違ったかも

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『愛のむきだし』文庫版

2012-02-26 17:29:58 | 真のパンクス!園子温の世界
2月23日エントリーの
『うつしみ』園子温(1999)のアクセス数が半端ない
2月24日の、この記事へのアクセスが約330、勿論過去最高
この日の全体での閲覧も900近く、こちらも過去最高
昨日は更新しなかったのに、この記事が70ほどの閲覧あったので全体でもそれなりの数字になった

Why?何故…

何故、この10年以上前のインディー映画にこんなアクセスが?
それに、キーワード検索でも「うつしみ」や「園子温」でアクセスある訳でもなく…
原因不明でこの記事がアクセスが多い……

とゆー訳で園子温、
『愛のむきだし』ノベライズ文庫版
3年前の映画公開直前に新書で発売
この1月に文庫化されたのを購入
凡百の映画ノベライズと違うのは園子温自身が書き下ろしてると云う事
映画は数え切れない見てるのでストーリー的には発見はないし、映画で観る圧倒的ダイナミズムは感じられない
逆に映像で表現できない精神的機微=映画のモノローグ同様、ユウ・ヨーコ・コイケの一人称で語られる
映画にはないカオリの一人称モノローグもある
園監督の好きな「磁石と砂鉄」の話しも
話しは戻るが、園作品について廻る「大いなる空洞=CAVE」は99年の『うつしみ』でも既に提示されている


小説単体として、映画を知らない人がこれを読んでどうこうとは想像できない
恐らく自分のように映画版を好きで好きでたまらない人が作品世界を捕捉する意味で読むのだろう
大多数は

そういう意味では不特定多数にはお薦めしない
映画は文句なしお薦めだが

ただ、最後の一行
映画にはない、かなりオカルティックな余韻がある

それと、『桂子ですけど』、『うつしみ』、この小説のラストシーン
この人・園子温が雪が好きなのがよくわかった


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3人め?のひかり、梶原ひかり『パークアンドラブホテル』

2012-02-24 20:53:21 | 映画観たり、時々ドラマもね
『冷たい熱帯魚』の万引き娘、ミツコが梶原ひかり
ラストのセリフが強烈…

今秋の園子温監督の次作『希望の国』にも準主役クラスで起用
現時点ではまだまだ魅力は未知数なんだが、園作品にリピート起用てのが気になる由縁

若い頃の宇多田ヒカルに顔が似てる




とゆー訳で、梶原ひかり
5年前の出演作品
『パークアンドラブホテル』
寂れたラブホテルの女主人と三世代の女性との交流を淡々と、ホントに淡々と描くオムニバス
梶原は冒頭に出てくる銀色の髪の家出中学生

存在感はあるね
ただ、まだ未知数…
真の評価は秋まで

映画自体はまったくおすすめしないですw




おまけ其のいち
主演がリリィ
3話オムニバスそれぞれが、梶原ひかり、ちはる、神農幸(じんのさち)
神農幸は京阪電車のイメージキャラクター、三代めおけいはん
3年前に大阪ドームのオリ対ハム戦の京阪タイアップdayに始球式
女性ゲストの始球式なんて女投げで山なりホームまで届かんのが定番なんだが、彼女は毒島大広か下柳ばりの足挙げフォームで田中賢介のインハイにズバッと
始球式で女性が速球ズバッとインハイなんて…
それが忘れられんのです



おまけ其のに
ラストシーン、ホテルの屋上でバイオリン弾いてるのはフィッシュマンズ、UA、リクオ等との仕事で知られる女性バイオリニストHONZI、2007年秋に亡くなったので映画公開時には故人…
90年代に彼女の仕事をよく見た…
2006年フジロック、フィッシュマンズが最後に見たんだったな…
そんな事、思いだしたり…
合掌……





おまけの方が長いぞ

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