さよなら !? ケータイブロガー銭形K!!!

齢 六十弱w それでも、青春を上書き更新し続けるオッサンの亡備録 かも… かかってこいやあ‼‼

『桂子ですけど』

2012-02-22 16:35:21 | 真のパンクス!園子温の世界
※このブログで初めてネタバレしています







園子温(本名)
1997年のインディー作品

基本的に園子温の当時の恋人(らしい)桂子しか出てこない
ストーリーらしき物は一切ない
1時間1分1秒のあいだ、真っ赤に塗られたボロアパートでひたすら時を数えるだけ

まったく説明できないが、不可思議な空気感
これはこれで魅力的なのが作家力なのか?

そして、ラスト
真っ赤なワンピースを来て、ゴミ袋をぶら下げ雪原に消えていく…………

まて!これは安藤モモ子監督『カケラ』のラストと同じ!?
満島ひかり演じる主人公はるが、延々ダサい同じ格好なんだが、ラストで赤いワンピースを纏いボロアパートから街へ出てゆく
あのシーンは、この作品へのオマージュなのか?

そういや、『開拓者たち』のラストでも満島ひかりは赤いワンピースだったぞ(こちらは多分カンケーない)


必見とは思わないが、彼のアーリーワークとしての非常にユニークな作品

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