12月1日(木曜日)
こちらは時差があるので、11月30日の朝ですが、日本では、月が変わり12月。
後半月で、親父の1周忌を迎えます。
亡くなった後は、毎日のように彼のことを思い、感じています。
まあ、身勝手なもので、あちらから苦笑していることでしょうね。
早朝に目が覚める私は、毎朝の散歩が定番。
クリスマスの衣装をまとった、ホノルルの街中で、夜明け前から人々は動いています。
すでに働いている人、出勤途中の人、海に出てゆく人、皆朝が早い。
日本では、夕暮れ前の紺碧の空が好きですが、こちらの夜明け前の空の色も格別。
東の空、ダイヤモンドヘッドの方から白じんでゆき、だんだん空の色が変わってゆきます。
早朝から、みんな思い思いの時間を過ごすワイキキビーチは、昼間とは違った顔をしています。
朝のワイキキのいい空気の中で、エネルギーをいただくのが日課。
いい時間です。
朝食の後は、ヨガの世界と関係あるのかどうかは微妙ですが、サーフィン。
かねてからチャレンジしてみたいといっていましたが、ついに実現。
ファースト・チャレンジにふさわしい、ホテルの近くの穏やかなビーチのスクールに申し込みをしたのはいいけど、あまりに穏やかすぎて、「昼から様子を見ましょう。」
時間をつぶして、午後一。
日本人の血も混じるという、ハワイアンのインストラクターでしたが、挨拶程度の日本語。
アウトに出るまでの、丘レクチャーの通訳をさせられる羽目に・・・・。
結果は、想定外にもご覧の通り。
ちなみにこの写真と動画は、私が撮ったものではもちろんありません。
スクールのスタッフ、21歳のブラックの女の子。
ものすごい筋肉をした彼女は、聞けばなぜかテキサス出身(海はないやん?)
サーフィンに魅せられて、ついにはハワイにまで来たとか。
夕方は、買い物の後だったので、アラモアナ・ビーチのサンセット。
穏やかなビーチでは、ここでもみんな思い思いの時間を過ごしていました。
日沈んだので、車に戻ろうとすると、カミサンが、「すごい!真っ赤や!」
見れば、驚くほどの赤色にビーチとの境界線が染まっていました。
このヤシの木は、もう何年も前、家族とハワイ島へ行った帰りのオアフで、買い物に飽きた方向音痴の親父が、勝手に進んでおふくろがあわてて追いかけた場所で、彼が撮影した木と多分同じ。
ヨーロッパ志向の彼が事情で、たった一度訪れたハワイの一こま。
何とも言えない気持ちになりました。