12月11日(日曜日)
昨晩の満月に思いを馳せながら、昨年12月15日に旅立った、父親であり、弁護士で、尾埜合同法律事務所の創始者でもある尾埜 善司の一周忌の法要が実家で営まれました。
「早いもので」という月並みな表現が、まさに実感される1年でした。
生きれるだけ生き、最後には眠るように旅立っていった彼の79年の生涯は、全体を通じてみれば、うらやましい生き様であったように思えます。
こちらの立場としては、一般に親の死後に言われる後悔やその他ほぼすべての感情を経験したと言えます。
現状は、ただ一度だけ49日の法要の日に夢枕に現れ、「ジタバタすな。」と穏やかな表情で一言だけ告げて去っていった彼が見透かす通りの有様かもしれません。
今後の、自分の人生を歩んでゆく上で、一つの区切りにはなる日。
夢枕に現れた、彼の表情のごとく、あくまでも穏やかな12月の一日でした。