法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

尾埜合同法律事務所           損害保険代理店向けセミナー

2011-09-16 | Weblog

9月15日(木曜日)

 

午後からは、大阪本町で、生・損保代理店向けのセミナー。
ユニークな形で、自動車整備工場のオーガナイズをはかるJBC大阪の主宰で、今回のシリーズ前会のうちの3回目です。

 

損保代理店は、自動車保険を主力商品として販売されていますが、その保険にはいろいろな特約が付加されているのが主流です。

その特約の一つに、「弁護士特約」というものがあり、交通事故が起こった場合、その解決案に不服があれば、裁判等の手段を使って、納得のゆく解決を図るのですが、その費用を上限300万円まで保障するというのが、その内容です。

この特約が付加された結果、ちまたには、50万円程度の物損で、保険会社からの示談提示額と希望額の差額が数万円でも、裁判の依頼というケースが出て来ています。

従来でしたら、弁護士会の旧統一報酬規定においてすら、弁護士の最低着手金は、10万円でしたから、そろばんは全くあわないケースです。

代理店としての独自性をもつには、こういったケースも含めて、契約者の意向を忖度しないといけない時代になっています。

尾埜合同法律事務所では、金澤 昌史弁護士のチームが、業務の一環として生・損保代理店の支援を打ち出していますので、こういった実態のご紹介も含めて、情報を提供しています。