法律事務所とキッズダンス教室・ヨガ教室

一見何のつながりもない分野をこなす私、尾埜 圭司からの情報発信。
みんな人とのご縁を紡ぐ仕事です。

ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti  クラスが始まりました。

2007-01-30 | Weblog

 阪神電鉄香枦園駅前のヨガスタジオ Shanti-Shanti(シャンティ・シャンティ)のクラスが、ついに始まりました。

 昨年12月から準備を始め、想定外のハプニングも起こりましたが、ようやくレッスンがスタートということで、朝からFUMIYOは、張り切ってうちを出てゆきました。

   残念ながら、私は事務所での来客予定が10:30AMに入っていたため、ヘルプはできず、夕方5:00PMにも来客予定があったので、「夜のレッスンが終わるまでにはスタジオに行けるようにするから、がんばって。」と言って、別行動。

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 私は、淀屋橋の事務所へ。
自己破産の申立で、めずらしくボスと中村弁護士が共同受任している方の、御来所の対応。

 70歳を過ぎて、ご夫婦共の自己破産の申立。
社会的地位を築かれてきた立派な方です。
浪費やいい加減な金銭感覚が原因ではなく、ご主人が他人のために一肌脱がれたのがことの出発でした。
 ご性格も人並み以上に実直できっちりとされた方で、手続きに必要な書類等をご持参いただいたこの日も、私はただいただいて積み上げるだけでよいぐらいにまでしっかりとご準備いただきました。
「人様にご迷惑をおかけして、本当に申し訳ない。」何度も繰り返されながら・・・・。
 中村弁護士と私がご対応していると、ボスが入ってきて、「やあ、朝からご苦労さんです。」と笑顔で。
「あんた、まじめにやりすぎやで。『生真面目・実直』も良し悪しや。」となごやかながらずばりと指摘。
経験豊富でないとできません。
精神的につぶれてしまわないようにと願うばかりですが、このケースはこの先もボスの力を借りなければいけないようです。

 色々ご意見はあるでしょうが、自己破産の制度は、刑事罰ではなく経済的に破綻した方の再チャレンジのための制度。
誤解されている方も多いようですが、どんな方でもいわゆる「借金をチャラ」にしてもらえるわけではなく、免責除外事由に該当する場合(博打、浪費など)は、チャラにはならないのです。

 その後も、個人再生の申立書の仕上げが1件。
個人再生とは、自己破産のようにまったく返済できないというわけではなく、一定程度を3年間かけて分割返済し、それ以外は免責を受けるという制度です。
住宅ローンを抱えた方は、住宅ローンはそのまま維持しながら再生を図れるという点でメリットがあります。

 5:00PMからは、まさにこのケースの方の受任のご相談。
先日1度御来所され、中村弁護士とともに事情を伺うと、大手運送会社にお勤めで、事の発端は自ら起こされた物損事故を会社にあげず自らで処理されようとして示談金を工面するための借り入れ。
 もちろんこのような対応は間違っています。
でも、運送会社で事故を起こした場合会社からは時には人格を否定されんばかりの叱責、罵倒はよく聞く話です。
この方も、軽い物損事故だったのでそれを避けようとして隙が生まれたのでしょう。
 「ちょっとした隙」。その代償は大きく、結局奥様に離婚を突きつけられ、最愛のお子様とも離れて暮らさなければならない羽目に・・・・。
今は、少し自暴自棄になられていますが、何とか立ち直ってもらいたい。

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 重たい対応で沈み気味のテンションを、電車の中で切り替えて阪神電車に乗り香枦園のスタジオへ。
 時間は、ちょうど7:00PM-8:30PMのレッスンが終わるころ。
ご入会いただいたメンバーの皆さんが、レッスンを終えてスタジオを後にされるのをお見送りしました。

 ヨガ・スタジオ Shanti-Shanti  0798-33-7644