自然文化研究科

NPO法人大阪府高齢者大学校 「自然文化研究科」の活動をアップします。

邦楽を楽しむ会

2013年10月31日 | 伝統文化
10月29日
本日の授業は 特別講座「邦楽を楽しむ会」
河内長野市三曲協会会長    菊伊祇京子師

謡曲三弦教授         林沙奈師

奈良芸能文化協会理事事務局長 足立新之助氏

の三師をお迎えして高齢者大学を挙げて開催しました。(下部パンフレット参照)



プログラムに有る六曲プラス、アンコールの七曲を聴かせて頂きましたが、小生邦楽をこの様な近くで聞いた事が無く、一流の奏者の音色が心に響き感動するとともに、この様な機会を作って頂きましたことに関係者の皆様に感謝しております。

又今回は演奏終了後、体験コーナを設けていただきましたが、尺八は音すら出ませんでした、琴は柱(じと言うそうです)から左の糸を押すのには非常に力が要るのと、押し方によって1音半の音が調節出来るのに感心しました。三味線は時間の都合で触れませんでした。
以降は演奏風景などの写真を紹介します。

春の海の合奏

菊伊祇京子師


林沙奈師


足立新之助氏






演奏会が終了後 三師が「本日の公演についての」トーク大変楽しく語って頂きました。


アンコール曲、今までの演奏が♭な感じが多かった中、アップテンポで洋楽に近い演奏、これにも感動しました。


最後に三師と我がクラスのディレクターも登場しごあいさつ。



体験に使用させて頂いた高価な三味線と琴


他のクラスの皆さんも鑑賞に来て満員状態になりました。(この写真は開演まじかで、終演は満員でした)









生き物から見た大阪湾

2013年10月23日 | 環境
10月22日
本日の授業は「生き物から見た大阪湾」についての講義でした。

講師は「地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所 」の主任研究員の鍋島靖信先生に大阪湾の環境、漁業、生物などさまざまなことを学びました。


鍋島先生


本日の授業


鍋島先生が取り組んで来た研究課題

大阪湾の環境

昭和初期頃の大阪港


大阪港の1957年と1968の埋立地


2013年大阪湾
埋立地の殆どが垂直岸壁で魚などには住みにくい環境。
同時に潮の流れが変わり、堆積物も増え魚の生息地域も変化した。


泉南には人工的にマーブルビーチが作られているが、写真のように人・草・魚・生物には過酷な物に成っている


赤潮
石鹸や洗剤などに含まれるリンが原因となっております。それに加えミネラルが豊富過ぎる海水の塩分濃度がそれに拍車をかけているそうです。そこに人間が干拓事業で手を加え、栄養を消費するはずの生物たちを駆逐し、高濃度の栄養過多状態を生み出し、その栄養分で爆発的に微生物が増えた状態が赤潮です。一概に赤潮と言ってもいろんな色があり、微生物の種類により変わります。

青潮、
赤潮で大量発生した微生物が死に、それをバクテリアが分解することにより赤潮は終焉します。その分解の際にバクテリアが酸素を大量消費し海水が低酸素状態になります。この状態で発生する細菌類が硫化物を生成し、その硫化物は乳白色に見え、海水が白濁した状態を青潮といいます。


青潮と酸素不足で死んだ魚

漁業

大阪湾の漁獲量が、1-3位とは想像もしなかったです


大阪湾の潮の流れ


アナゴとハモにの漁獲量、ハモが増えてアナゴが激減


アナゴの産卵場所、海水の上昇でアナゴの産卵場所が変わり、稚魚が他の海流に乗り日本の近海に来ないとの説もある。


アナゴもミンダナオ海流に乗っていくのではないか?


「南方振動」エルニーニョとラニーニャとアナゴの漁獲量、相対的にラニーニャの時の方が多い。


アナゴの資源管理対策


アナゴかご網漁の申し合わせで漁獲確保を目指している。

その他


海水の温暖化 海水が1℃上がると魚の生息域は400km変わると言われている。


温暖化でマグロもシイラも捕獲されている


海草のアマモも小学生が学校で育て、ダイバーが植えつけている。




大阪湾に皆さんが興味を持つように、色々なイベントも開催されている。







オリエンテーリング

2013年10月18日 | 校外授業
10月15日  10月22日 大きなススキの訂正 写真に大きなススキと書きましたが、あれはパンパスクラス(シロガネヨシ)と言う事の指摘が有り訂正します。
本日の授業は 「オリエンテーリング」の基礎を、豊中オリエンテーリングクラブの、岩井さんに教えで頂きました。

当日は台風26号が接近して雨が降ってましたがましたが、4班に分かれ皆さんは傘を差し、地図とコンパスを手にポイントに向かい予定通りの活動をしました。


服部緑地公園 南出入口の噴水。


指導して頂いた 豊中オリエンテーリングクラブの、岩井さん。


②番から⑪番を回りました。 クリックで大きくなります


地図、コンパスを使って目的地を設定。


いよいよ各班目的地に向かってスタート。


途中にはコスモスの花も

大きなパンパスグラスも

テニスコートの狭い道を、ところがその先には小川が、そして遠回り。


最終11番この頃には、台風で雨も強く成ってきました。
最後のポイントマークをパンチング。雨は降りましたが楽しい一日でした。









第3回スポーツ交流大会

2013年10月14日 | 校外授業
10月11日

第3回高大スポーツ交流大会が、ボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育館)に於いて各曜日の生徒が参加して開催されました。


ボディメーカーコロシアム(旧大阪府立体育館)


開会式、佐藤理事長のあいさつ。


開会式


開会式が終わり準備体操。


いよいよ競技スタート。
バッコウでは、4班が2回戦を勝ち上がり余裕の笑顔


3回戦を前に女性監督?からの指示。残念ながら3回戦は敗退しました


シャッフルボードでは、1班班長が真剣にターゲットに向かってディスクをシュート、心配そうに見守る班員。


スタンドでは競技の応援をするクラスメイト。



一方クラスの応援席では皆さん楽しく歓談そして時々応援。


班活動 「巨木探訪 IN 丹波篠山」

2013年10月07日 | 校外活動
10月4日
4班の班活動で丹波篠山に行ってきました、天気も良く秋を感じる清々しい天候で一部険しい山登りも有りましたが、班員のSさの別宅でバーベキューを御馳走に成り、大変楽しい一日でした。

始めに訪れたのはS邸に行く途中の「藤坂のカツラの大木」で歩く距離時間はさほど無かったのですが、老体にはきつい部分が有りました。

道標


案内板


足場の悪い中、谷を渡り急な山を上りました。


根本 1本でなく 13〜15本に分かれています。


ロータリークラブが設置した銘板 樹齢はハッキリしないようでした。


S家のエノキ樹齢は約200年 昔の庄屋の庭の樹であったみたいです。


根本ですこの木も数本が重なり合って居る様でした。



エノキの横で皆で楽しくバーベキューを食べて満足・満足の笑顔、Sさん今日は有難う御座いました。