自然文化研究科

NPO法人大阪府高齢者大学校 「自然文化研究科」の活動をアップします。

自然と宗教・座禅体験

2014年03月05日 | 宗教
  3月4日
本日の授業は  「自然と宗教・座禅体験]をテーマに大阪市天王寺区に有ります天生寺 佐々木奘堂(ささきしょうどう)住職より 宗教(仏教)に就いての法話を拝聴しました。
 
天正寺山門

 
佐々木住職

我々日本人は幼いころから 「仏教」 とは深いつながりが有り、潜在的に仏教とは、宗派はいろいろ有るけれども、仏様(お釈迦様)が説かれた経典(教え)に何の疑問も無く、只々、仏の教えととして、説教、講話などを聞いてきましたが、今回もその類の話だと思い「天正寺」に伺いました。

しかし、今回住職の法話をお聞きして、仏教の起源以来、変化して行く中で、現代の仏教の有り方を一部否定される話には、小生にはコペルニクス的転回に近い感動?ショック?を受けました、お話の内容は、小生の頭では大体の概念は解るのですが、其れを言葉で表す「表現力」「記述力」が無く皆様にお伝えすることが出来ないのが残念です。(後に天正寺のホームページのリンクを貼り付けますので、ご覧下さい)住職は臨済宗をはじめ、各宗派の経典を研究なされ、実際に修業もなされ、そのうえで「百丈(ひゃくじょう)禅師、臨済(りんざい)禅師等の経典を否定するわけではなく、現在の仏教の有り方に疑問を持たれ、<例えば禅宗であれば、修業の中に「座禅」が有るが、其れが自分の意志であれば良いが修業だからと言ってするのであれば無情自縛>無情自縛を解き放し、人間本来に帰り地面をしっかり踏みしめ、本来の人間にたち返れと小生は感じ取りました。(そのような簡単な話では無かったですが、小生の感じた思いです)
天正寺ホームページ http://www.geocities.jp/tensho_ji/


法話の最初は百丈禅師(749〜814)、臨済禅師(?〜867)の言葉を全員で音読し、先に書いた法話を拝聴しました。
その後、禅体験を指導して頂いたのですが、「座禅」は床に胡坐をかき、色々な画像に有る様な物を想像してたのですが、意に反して少し低い椅子に座り、骨盤、大腿骨の模型でどの様にすれば体に無理しない、すなわち無情自縛を解き放し、自然に腰を掛けれるか、また立つことが出来るかのお話を聞き「座禅」を約10分を2回行いました。
 
ご住職の座禅

 
皆も瞑想中

最後に今回の仏教に就いては、何の知識も無いため、本当に知らない言葉が多すぎ例えば「自然外道(じねんげどう)」等色々と調べて見ても???でした。その様な訳で住職が話された事と合致しているかさえ不安です。
又、天正寺さんでは、座禅会もされて居ます、機会が有れば行って見られてはと思います。

 
山門の全景

お庭には垂れ梅の花がちらほら咲いて居ました。


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