ホーム広島戦は、勝ち点3を奪うために攻め続けましたが、一歩届かず、スコアレスドローに終わりました。昨シーズン2敗したチャンピオンチームに対して、圧倒的に攻め続けたアルビレックスのサッカーに、ボクたちゴール裏は大きな声援を送り、実に興奮させてもらいました。得点をあげることができなかったのは、実に残念でしたけどね。
ヤンツー監督はゲーム後のインタビューで、「最悪のゲーム」と評し、「『俺がヒーローになってやる』という選手が何人もいる」と苦言を呈していました。これはヤンツー監督流の選手への牽制球だとボクは思っています。広島相手にあれだけのゲームをしても、「自分は満足していないぞ」「勝ち点3を取れた試合じゃないか」「こういうゲームを勝ちきれなければACL出場は無理だ」「次のゲームへの修正点はこれだ」と、明確な指針を選手に与えるために、こんな表現をしたのではないかな?
実際、広島の選手はACL疲れなんでしょうか。ちっとも怖くなかったですよね。寿人にもまったく仕事をさせず、広島のシュート数はわずかに1本でありました。それに対してアルビは12本のシュート。その中の1本でも決まっていればなぁ…ってことなんですけどね。堅碁のあれとか、レオのあれとか、亜土夢のあれとか、ヒデのあれとか、ジンスのあれとか、成岡のあれとか、堅碁のあれとか、堅碁のあれとか、マツケンのあれとか。
高い位置で守備をし相手にプレスをかけてボールを奪い続けるサッカーは機能していたし、あとは最後の得点シーンでの精度のアップ。これにつきるのでしょう。
それにしても、サッカーは難しいです。ゴール前で「積極的に自らシュートを撃つ」のか「自分よりもゴールの可能性の高い選手を探してそこにボールを回す」のか、一瞬の判断力が問われます。「どちらかを選ぶ」のではなく、「よりよい方を選ぶ」ことが求められるのであります。次の徳島戦に向けて、ヤンツー監督の下、しっかりトレーニングに励んでいただきましょう。
現在勝ち点13で7位。首位の神戸との勝ち点差はわずかに4です。まだまだこれからです。