週末はアルビレックス!

サッカーど素人ながらアルビレックス新潟にはまりこんだ「八百政」家のアルビレックスな週末。(コメント表示は承認制です)

黒崎監督がスーツを着ない理由(推測)

2011年10月15日 | アルビレックス新潟

先日、自動録画されている「やべっちFC」を、何週か分まとめて見ました。9日放送の番組で、前田アナがザッケローニ監督にインタビューしているコーナーがあったのですが、見ていてとても感動しました。番組を見ながら、「ザッケローニ監督って人間的にも素晴らしい人だなぁ…」と何度も思いました。特に控えの森脇選手を讃えるインタビューとか、震災後のイタリアでのコメントとか、ハーフナーマイク起用のコメントとか、組織のリーダーとして、そして人間としての素晴らしさが感じられ、「ボクも見習いたいものだ」と感激したしだいです。

番組内では、代表戦のゴールシーンの映像が何度も流れました。その度ごとに映し出されるザッケローニ監督と選手達の抱擁シーン。美しい光景です。ですが、ボクの脳裏に1つの疑問が浮かびあがりました。それは、「選手はゲーム中で汗だくでプレーしている。一方のザッケローニ監督はスーツ姿。両者の抱擁によって、監督のスーツは選手の汗でビショビショになるはずである。監督はあの後、スーツを着替えるんだろうか?」…という、何とも下世話な内容の疑問でありました。レベルが低い疑問でごめんなさい。

ひるがえって、アルビレックスです。黒崎監督になってから選手と監督の抱擁シーンが多く見られ、ボクらサポーターとしても微笑ましく思っていますし、あのシーンを見るのがとても楽しみです。ですが前任の鈴木監督やその前の反町監督の時には、あのようなシーンはあまりお目にかかった記憶はありません。それはなぜか?

黒崎監督が選手との年齢差も近く兄貴分的な存在であり、しかも自ら「もっともスタッフが走るチーム」というほど、選手とともに汗を流す監督であることも、大きな理由のひとつでしょう。だけど選手の側に立って考えてみると、自らゴールをあげて監督のもとに駆け寄った時に、ジャージ姿の監督ならば抱きつくことも躊躇はないでしょうが、監督がビシッと高級スーツで決めていたならば、汗まみれの姿で抱きつくことをためらうのではないでしょうか。握手ぐらいにしておくとかね。代表戦と違ってほぼ毎週ゲームのあるJリーグですからなおさらね。

黒崎監督もそれを十分理解していて、選手が抱きつきやすいようにジャージ姿でいるんではないだろうか?というのが、今日のボクの仮説であります。

確か昨シーズンの開幕戦の頃、黒崎監督もスーツ姿で指揮を執っていましたよね。でもなかなか初勝利をあげられなくて、ゲンを担ぐ意味もあったのでしょう、途中からジャージ姿になり、そのまま今日に至っています。でも、もしかしたらその過程で、「ジャ-ジ姿の方が選手と抱き合って喜びやすい」という、ボクの仮説通りの思いがあったのかもしれません。

さて、Jリーグにはスーツ姿で指揮を執る監督と、黒崎監督のようにジャージ姿で指揮を執る監督がいます。得点時や勝利決定時に、選手と抱き合って喜びを表現する監督とそうでない監督の分類と、スーツ姿の監督とジャージ姿の監督との分類との間に、相関関係が成り立つかどうか、これから注意して見ていきたいと思います。

Jリーグを楽しむ視点が、また1つ増えました。

 

コメント (2)
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