良い変化が感じられなくなったとき

なかなか前屈が変わらず何年もヨガをやっているのにどうしてだろう？と嘆く人は時々いらっしゃいます。

今まで積み重ねてきた食生活だったり体質、運動による硬い筋肉が邪魔をしている等理由は様々だと思います。

食べ過ぎると腰周辺が硬く背中も張っています。

股関節も悪い影響を受けます。

ストレスによっても体は硬くなりますね。

陸上選手だったという方が硬い筋肉のせいで膝裏や腰が伸びないということもあります。

お腹に力が無く腰が冷えている人もストッパーがかかったように途中で前屈が止まってしまいます。

私は前屈するときに必ず顎を引いてという説明をしています。

昨日は何故顎を引くのかを説明してみました。

顎を引くことによって腹をしっかり使えるからとお話し2箇所が密接に繋がっていることを説明しました。

同時に座っているときはお尻を浮かせないことを注意しています。

土台部分が浮いてしまうと肝心の腰や背中を伸ばすということが出来なくなってしまいます。

合わせて腹を働かせないとヨガにはならないこと、体の芯から熱くなる感覚が生まれないとヨガの効果も得られないことをお話しました。

なかなか良い変化が得られないというジレンマというのは誰にでもあると思います。

そういったことは深く考えず友達となんとなく始めたから帰りのランチが出来ればいいという考えの人もいらっしゃるかも知れません。

でもそれではせっかくヨガを始めたのだからちょっと寂しい気がします。

なかなか体が変わらないという壁を感じたらエクササイズではなくちゃんとヨガをしようという姿勢がやはり大事と思います。

更に一歩進んでＤＶＤを利用して練習する、そこまでいかなくても自分の弱点と感じることを1つ絞ってやってみるなどすると随分変わってきそうです。

あとはやはり欲を捨てることでしょうか。

早く上達したい、他の人に差をつけたいといった欲は邪魔です。

必要以上に悲観するのもあまりいい結果を生まないと思います。

自分を見つめ弱点を認めて淡々とやるしかない。。。やっぱり地味ですね。


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