ヨガセラピ- by ナターシャ

ヨガによって身体感覚を取り戻し元気になることを具体的に紹介していきます。

マイケルジャクソンのこと

2009年11月16日 | 雑記帖
マイケルジャクソンのことは熱烈なファンでもなかったのに映画を見てから改めて凄いスーパースターだったんだということを認識しました。

映画の中で見るマイケルジャクソンの歌、ダンス、エンターテインメント性どれも輝きを失っていなかった。。。

ということはずっとコンサートをやっていなかったのにトレーニングはしていたことになるのですよね。

いくら子供の頃からやっていた歌やダンスでも普段そこから離れてしまったら50歳の人が上手くやろうと思っても出来ないはずですから。

昔アイドルとして世間を騒がせた人がおじさんになって出てきてがっかりということはありがちです。

昔のパワーが無くなったとしても踊りの質を変えて美しいと感じさせるセンスがありました。

たくさん体を回転させなくても別にいいんです。

足だけでなく手の使い方も心をそのまま表現しているようで素敵でした。

バラードの時特にそれは感じました。

振り付けというより自然に内面からその動きが出てきたという感じです。

他に体の柔らかさにも驚かされました。

背骨や肩、首を波打たせるあの感じはそれぞれのパーツを自由に動かせるから出来ることなんだろうな。。。しかもそれが瞬時なんですよね。

他のダンサーと違うところがそこかと思いました。

自分の体を全て把握してるところでしょうか?

それはインテリジェンスの面でも優れている証と思います。

ひとつひとつを分けて感じられそのことを全体としても観ることが出来るということは頭が良くなければ出来ないスゴ技ですから。

感じられる、しかも瞬時というのは真似できないですよね。

マイケルを苦しめたのはその敏感に感じる感性だったのかもしれませんね。

体が熱い、痛い、眠れないと薬の処方を訴えたのは地球の今の現状を代弁しているようでもあります。

今やらないと間に合わない、もう遅いかもしれないという焦りがそのままマイケルの体に現れていたように感じてしまいます。

完璧主義者のマイケルジャクソンはこの映画の公開は望んでいなかったはずという考えも確かにあるとは思います。

そんな気持ちを犠牲にはしてしまうけれどこの映画が与える影響を思うと公開してくれて良かったと私は思います。

メディアはマイケルの奇行ばかりを取り上げて面白おかしく報道していました。

でもこの映画を見るとマイケルの人間性を垣間見ることが出来ます。

フレンドリーで奢らず謙虚なのです。

ただキングの威厳はありました。

いろんな場面で自分がキューを出すからという台詞を聞きました。

肝心な場面での仕切りは演出家ではなくマイケルでした。

演出家はひたすらマイケルが気持ちよくリハーサルできるようにお膳立てすることに努めていました。

現場を知り歌、楽器、ダンス、映像のことが分かっているから出来ることだったんでしょうね。

亡くなったことは悲しいことです。

でもこのロンドンのコンサートに向けてのリハーサルでマイケルは全てを出し切れて楽しめたんじゃないかと思います。

キングとして振る舞い周りの人に自分の感性を伝えることが出来、世界にメッセージも出せた(結果的には)わけですから。

ある種の達成感を味わっての死だとしたら報われる気がします。

そうあって欲しいと願いたいです。


反響が大きかったこともあり2週間限定の上映がもう2週間延長になったそうです。27日まで上映する映画館が多いそうです。必見ですよ!!

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コメント (2)
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