北大キャンパス内の紅葉
昨日講座の生徒さんから妊婦さんに薪割りをさせるといいらしいよというお話を聞きました。
その前に昔の人は薪割りとか家事の中で体を使っていたからヨガをやらなくても体が出来ていたというようなお話をしました。
お洗濯もしゃがんで手でやっていたから別にヨガでわざわざしゃがむといったことはしなくても良かったんですよねというような話も。
薪割りのような力仕事をするとお腹を使うけれどそれも現代人はやらなくなったからお腹が弱い原因になるといったことも合わせてお話しました。
その後に妊婦さんに薪割りという話が出たのです。
確かに出産に向け体力を付けるといった意味で薪割りはいいのかも知れません。
足を開きお腹に力を込めてやる動作ですから股関節を働かせ腹筋も強くなりそうです。
私はそれでも普段そういったことから程遠い生活をしている女性にとってはどうなんだろう?という疑問を持ちました。
妊娠というハンディを考えると普段重いものを持ったことが無い、足を開いて立ったことが無いということだとしたらギャップが大きすぎる気がします。
若い女性で手で体を支えられない、しゃがめない、足、腰、腹が弱いという方は多く見かけます。
だからこその薪割りなのかもしれないですがその前にやるべきことがあるように思います。
本当は独身のうちから体力維持の為に何かしら体を動かして運動をしてもらいたいということです。
四股立ちやしゃがむ姿勢で股関節の強化と柔軟をやる、お腹を強くするような動作をする、手で体を支えられるようになる、呼吸法を身に付ける。。。これらはシャドーヨガの中にすべて入っています。
理想的には妊娠する前から準備しておいて欲しいということです。
運動したことが無く、家事もほとんどしたことがないOLさんは本当に考えられないくらい体を上手く使えなかったりします。
そういった方がお腹が大きくなっていきなり薪割りは無謀と思います。
ヨガは体の使い方を覚えるのにも役立ちます。
正しく立つ、座る、かがむ、反る、捻るといったことを呼吸をコントロールしながらやって不用意な動作をして体を傷めるといったことを少なくしてくれます。
産後骨盤が正しい位置に戻りづらい方が増えているという話も耳にします。
ヨガはコアな部分を鍛えますから産後にもいい影響があると思います。
お仕事で忙しくても何とかやりくりして週一回でもヨガをやると将来結婚して赤ちゃんを産み育てるときに随分いい影響があると思います。
もちろんマタニティーヨガもいいです。
足、腰、お腹を強くして自分の体を支え注意深く動くヨガは安全な方法と思います。
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