ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

独立行政法人。

2010-07-08 12:47:42 | 田舎の理屈
 中央省庁の効率化を目指して2001年から2004年にかけて89事業について設立された組織ですから、独立行政法人って20世紀にはなかった組織なんですね。それからたった10年、凄い成長です。

 独立行政法人通則法第2条にあります。「国が自ら主体となって直接に実施する必要のないものの中で、民間の主体にゆだねた場合には、実施されないおそれがあるもの、または一つの主体に独占して行わせることが必要であるものを、効率的かつ効果的に行わせることを目的として設立される法人。」

 高邁な理想を持って設立された法人も、いまは事業仕分の対象になっております。

 つくりっぱなしだったことから、こういう事態となっております。

 やってることが悪いとは思わないのですが、会計が不明朗なのと、天下りの巣窟となっているのは、いかがなものか。

 もう一度20世紀末の状態に戻してみたらいかがでしょうか。剰余金,留保金は全額国庫に返還です。
または、民営化してしまうのです。国家行政の枠組みからはずしたのですから、後は思い切って民営化するのです。
 どれをきるのかを論ずるより、どれを残なければならないのかを論じたほうがいいと思います。
 多分ですが,ほとんど田舎の生活には必要のない組織です。
 田舎のことは、田舎で決めたいですねえ。
 やり直しです。

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