ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

選挙?

2010-05-23 07:54:23 | Vision East
 選挙?立候補者にとっては、誠に重要な一連の作業なのですが、私のような選挙民にとっては、今回はどうもよくわからないですね。

 争点がないのです。高知県の東のほうに細々と住んでいると、普天間問題もどうもしっくりと来ないし、事業仕分けの問題も、よくまあこれほど作ったものだと関心するほどです。皆がいかに税金を自分の都合よく、取り込むか考えた成果のようです。

 今回の選挙、4人の候補者が出るようですが、何処に差があるのかよく分からないのです。
 また、マニュフェストを出しても、実現に向けての努力をしてくれるのかどうかについても、わからなくなっています。

 かつては田舎での生活は、子供を外に出すことが豊かな生活を生み出す基であると考えていた時期がありました。豊かさは田舎にはなく、都会にあるものだと考えていたのです。
 だから、いい学校に行き、いい会社に入ることが、いい人生を獲得できるとまじめに考えていたのです。
 しかしどうも、ちがうね。

 政治の世界に住んでいる方々が、高知県の東部地域で住んでいる住民に何を語るのだろうか。
 子供手当ても、対象外だし、政権与党の幹事長が普天間近郊に土地を買っていても、あまり関心がないのです。
 今聞きたいのは、高知県の東部地域をどの様な地域にして、次の世代につなげてゆくのかといった、提案なのです。

 仕事もなく、明るい話題もないのです。人口はひたすら減り続けております。

 金を配っても、多分人は結婚をしないし、子供を作ったりはしないと思うのです。
 
 明治の時代。活力に溢れて、現在ある町を造ってきた方々に学ぶ時期が来たのです。生産と流通と消費。経済を全体として考える。そうした事業に着手しなければならないのです。生み出す努力が必要なのです。

 政治は地域住民の応援団であるべきです。
 今回の選挙、私は政党で選ぶことを止めようと思う。
 自分の一票は、人に入れようと思う。知らない人には、入れたくないですね。

 
 
 

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