ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

船旅

2012-03-19 12:33:59 | 観光資源提案
 もう2週間ほど前のことです。

 何年ぶりだったろうか。船に乗ってきました。
 場所は徳島県の南部地域。牟岐町の沖合いに浮かぶ島。出羽島に行ってきたのです。



 船酔いの常習犯だけに船の最後尾に座り、遠くを見やりながら静かにしてただ時間が過ぎてゆくのを待っていました。
 行ったこともない場所だけに、出羽島で何が待っているのかも理解しないままだったのです。途中で海面に小鳥が遊んでいるといって、船が止まったりしたのですが、船が詰まると波のうねりがそのまま感じられて、「はやく動け!」と念じていました。

 長い15分が過ぎると、そこはそのままの昭和がありました。



 100軒を超える家があるのに、現在の人口80人程度。子供の声は聞こえませんでしたね。
 
 一番の感動物はこれ。



 太平洋に直接向き合っているわけでもないことから、この程度の石垣で十分なのだそうですが、規模より何より、防波堤として石を積み上げて作っているのです。
 昔の人は偉いねえ。

 水はもとより、電気なども海底ケーブルで送られてくる場所なのです。
 こうした場所で観光への挑戦が始まっていました。

 客を呼んで満足して帰ってもらう。体験型の観光への挑戦です。
 
 滞在時間4時間程度なのですが、飽きることはありませんでした。
 何をしていたのかは、また今度。

 

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