ふくろう親父の昔語り

地域の歴史とか、その時々の感想などを、書き続けてみたいと思います。
高知県の東のほうの物語です。

子供の頃からのBEST1

2010-02-06 22:21:43 | 好きなもの
 ここです。
 高知県の東部地域には、延喜式にも出てくる由緒ある神社が3社あるのですがそのうち2社が奈半利にあります。
 その多気・坂本神社のお旅所から、南に向かっての写真です。

春までは、ずっとこんな感じなのですが、春になるとココは桜が咲いてキレイなところなのです。さらに梅雨時期になると、農作業が始まりどんどんと稲が生長すると、暑い日照りを忘れさせてくれるように、稲の上を風が吹いてくれます。南からの風が心地いいのです。そして秋になると黄金色の絨毯が現出します。
 かつてはここから藤村製糸の大きな煙突が見えていたのですが、なくなってしまいました。
 ずっと向こうは、太平洋です。

 自然はえらいなあ。
 凄いのです。
 人間は小さいですね。

 なんとか残したい景観です。奈半利の財産でしょう。
 今残っている生活文化を残す。大事なことなのです。
 かつては、また都会では開発と称した農地の破壊が行われてきたのですが、ここでは非耕作地が出てきそうです。
 農業の後継者が不足しているのです。
 それも専業のプロの農業者がいなくなっているのです。かつて彼らが守ってきたこの景観を誰かが守らなければならないのです。

 そんなことを、今日の午後この場所でこんなことを考えていました。
 20年後にこの場所は、このままあるだろうか。
 刈り取られた稲の株と、ひこばえを見ることが出来ればいいのだけれど。

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2 コメント

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残してほしいですね (yannmin)
2010-02-07 04:59:16
まだこんなすてきな場所が残っているんですね。子供のころ、母方の祖母の家の近くは
こんなかんじでした。
いねかりがすんだ田んぼが冬になると
凍るんですよね。その上をくつのまま
スケートなんていって遊びました。
日が暮れるまで田んぼの中をかけまわった
のを思い出します。
今では、国道が広がってその場所もなくなり
ました。
日本ならではの風景残してほしいです。
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田舎です。 (ふくろう親父。)
2010-02-07 11:17:58
 ドイツの田舎って、どんなでしょうね。

 神社の境内や、川で遊んだ記憶は大切にしたいところです。

 そう、初めてお花見をして、お酒を飲んだところかな。
 いい思い出です。
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