桜華庵

日々の出来事、想いを徒然なるままに…

個人競技と団体競技

2005-01-02 22:49:21 | 思案
皆さんは、お正月と言うと、何を思い浮かべますか?
お年玉、門松、年賀状、おせち料理、お雑煮、等等。
お正月の風物詩的なものは沢山あって、今挙げたのも勿論思い浮かべるけど、
中でも僕が思い浮かべるものは

「箱根駅伝」

です。

僕の母がマラソンや駅伝が大好き(勿論見るだけ)で、その影響もあり、僕もマラソンや駅伝をよく見る。

マラソンと駅伝の最も大きな違いは、個人種目か、団体競技かと言う事(当り前か)。
例えばマラソンでは、怠慢な自己管理等で体調不良や怪我をしても、自業自得と言える。
でも、駅伝では誰か一人でも不調なり怪我でもしたら、自分一人だけでなく、そのチームすべてに迷惑がかかる。だから、マラソンより駅伝の方が、一人一人が背負う責任感が断然大きいと思う。

団体の競技は、その点が怖い点でもあり魅力でもあると思う。
特に箱根駅伝では、それがよく映し出されていると思う。

例えば、今年の往路で言うと、中央大学の上野君。
彼は高校時代に、1万メートルで高校生記録を打ち立てた注目ルーキーで、今年の箱根では1区で起用された。僕は区間賞も取れるかもと思ったけれど、結果は19校中18位(オープン参加の学連選抜を除く)。
中央としては、よもやの大ブレーキだったはず。しかし、往路の最終結果を見てみると、中央大は6位にまで順位を上げていた。これは、期待のルーキーのブレーキを、他の4人がカバーしたと言う結果だと思う。
これが箱根駅伝の魅力であり、団体競技の魅力であると思う。
ちなみに上野君は体調を崩していたらしい。この経験を糧に、これからの活躍に期待しています。

他の注目点は「繰り上げスタート」
明日の復路では「繰り上げスタート」で伝統のタスキを繋げられない大学も出てくると思う。
その「繰り上げスタート」の時間までにタスキを繋げられるか。
その時間と競い合っているランナー。
「繰り上げスタート」に間に合い、タスキを繋げられる大学。繋げられない大学。
これも箱根ではよくある光景とはいえ、どこの大学にもタスキを繋いでほしいです。

あと、ちなみに僕の箱根駅伝優勝予想は、つまらないかもしれないけど駒澤大学です。



やっぱり団体競技は、チーム全員に迷惑をかける不安はあるけれど、その分仲間と分かち合える物も多いと思う。
久し振りに団体競技をしたいな。

みなさんは、個人競技と団体競技、どちらが好きですか?