夜噺骨董談義

収集品、自分で作ったもの、見せていただいた品々などを題材に感想談など

七福神之図 三幅対 狩野素川筆 & 平野庫太郎作 粉引釉片口 

2019-11-29 00:01:00 | 掛け軸
江戸期に時が経るにつれて、粉本主義的な定型的な作風が多くなり、近代では評価の低い江戸中期以降の狩野派の画家において、幾人かの狩野派の画家が見直されています。その一人に狩野素川が挙げられると思いますが、狩野素川は狩野派にありながら浮世絵美人画にも学び、洒脱で機知に富んだ独特の画風は「素川風」と評されている画家です。本ブログでも幾つかの作品が紹介されていますが、本日は三幅対の作品の紹介です。 . . . 本文を読む