5月ぐらいの早い時期からアオコ現象が見られた小ヤツの奥だが、いまはこんな状態。プランクトンの密度が高い感じで、水はまるで絵の具のよう。ルアーをキャストするのをためらいました。これじゃバスも入ってこないか…。
本日午後いってきました。釣果は47、46、44、44の計4本。
二期作状態の葦原が冠水した。水位はマイナス50cmまで増加し水温も下がっている。冠水した葦原にはバスの気配があるが、逃げる巨魚も数匹確認。食い荒らした跡もあることからソウギョであることは間違いなかろう。
まず、写真の葦原をラバージグで撃つと、すぐバイトがあったがすっぽ抜け。しばらくして44cmをキャッチ。場所を変えてジグでもう1本、47cmとグッドサイズ。大きめのバスでもシャローに入り込んでいるやつがいるという、もう秋のような状況か。その後は続かず、変更して沖に遠投。ワームをミドストして44cm。夕方に蓮際をトップで流していくと46cm。で計4本。シャローの水温低下で魚が散っている状況と思われる。
吹き寄せられたアオコが水面に濃縮されマット状に固まっている。(黄ばんだ縞模様に見える部分)異臭も漂い、すでに判定指標でいうレベル5ぐらいか。
ソウギョの成長、ベジテーションの消滅、消滅したベジテーションはソウギョの糞と化し水中を漂い、それを栄養源とするアオコ現象のレベルは年々悪化、という流れである。
夕方の雷雨であえなく撤収。今日はノーフィッシュ。
減水は1メートルちょっと。堰堤のブロックがすっかり乾いてるのでしばらくこの水位だったもよう。水は汚い感じで濁りぎみ。午後3時すぎから釣行開始。
まだ日が高いが風がふいてきたので、デカトップを沖に投げるとすぐに2バイト。でも、1バイトはのらず、もうひとつは豪快にバラす。それでトップは沈黙。その後、きりかえてノーシンカーで2本。スイムベイトで1本。チャターベイトで1バラシ。最後にまずめ時にトップで1本。結果、49、48、47、4Xの4本。
藻がなくなった雄蛇ヶ池で、ライギョの巣らしきものがキショウブの中に作られていたのは既述の通り。写真はその巣。おそらくは珍しいものではないかと。
この巣は、よしさんといっしょにアオコ採取中に偶然見つけたものです。例によって、よしさんが詳しいレポートを上げてくれたので転載しました。こちらです↓
http://otsukakazuhiko.hp.infoseek.co.jp/col_20080719_raigyo.htm
結果はやはりライギョでした。ちなみに、その巣は減水でとっくに干上がっています。
7/17の裏堰堤前。岸際の蓮はやや増えたものの、やはり沖の蓮は水面に見えない。小ヤツ、大ヤツ、流れ込み前など、他の場所も同様で、シャローの蓮は増えているが水深があるところはほとんど変化なし。もちろん、ウィードは全くないと思われる。蓮を食いまくっているソウギョはますます成長し、来年は今年以上の破壊力を発揮することは確実だろう。
水は汚い。池のあちこちで、ソウギョの糞がくずれたものと思われる固形物が浮いている。
雄蛇ヶ池の流れ込みにある淵。水は泥水のようにかなり濁っている。昨日釣行時の帰り際に撮影したのだが、つい1時間程前はわりとクリアだった。
この流れ込みは、雨が続いても雨量が少ないとあまり濁らないのだが、短時間の雨量が多くなると急に濁流に変わる。水が出てくる洞窟の中がどうなっているのかよくわからないのだが、この流れ込みはちょっと特殊だ。
台風や大雨の回数が多いと、その年は湖底の土砂の堆積がぐっと進む感じがする。
松田ヤツ定点観測。
水深が浅く、毎年蓮の成長が一番早い松田ヤツの奥。立ち上がった葉が目立つようになるところまでやっときたが、茎の太いものが少ないのか弱弱しい印象がまだある。とはいえ、雄蛇ヶ池の中ではこの場所の蓮がいちばんましな状態かもしれない。