クリスマスの心（新約聖書）

　　　　また、いばらの真ん中にまかれたものとは、
　　　　御言葉を聞くが、世の心使いと富の惑わしとが
　　　　御言葉をふさぐので、実を結ばなくなる人のことである。

　　　　　　（マタイによる福音書第１３章２２節　）

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　わたしはフツーのクリスチャンとして上記のみことばを「人間はこのタイプが多いいのではないか」と思っている。
　わたしたち人間は主が厳しくしりぞけ、警告なさっている「白く塗った墓」ではないだろうか？　少なくとも「白く塗った墓」にいなりやすいのではないか？
　上記の聖句の「世の心使い」とはわたしたちが普段何も疑問に持たずに行っている習慣を指す。
　わたしたちはともすれば「世の心使い」を「形だけの心使い」にしてはいないだろうか？　わたしはこの意味で、人間は「白く塗った墓」になりやすい動物の最たるものだと思う。主も愛と悲しみをこめて「あなたがたは白く塗った墓」と警告したのである。
　もうすぐクリスマスである。
　わたしたちはあまりにもこのクリスマスを単なる「クリスマス商戦」の下における「形だけの心使い」にしてはいないだろうか？
　この拙文を書いているわたし、そして読んでくださるあなたは、どのような「心」でクリスマスを過ごすのだろうか？　わたしはフツーのクリスチャンとして主のあたたかい心使いを感じることのできる「心」を主に祈り求めながら、フツーに楽しく喜びと感謝とともに過ごしたいと願っている。


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　　　　　　　【クリスマスの心（新約聖書）】０９．１２．２３



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