歪曲される情報を見る。

日本を馬鹿(馬鹿文系)が叩く、だが、それはどの程度正しいのか?非常に疑問である。

取り敢えず地震波形の件について一応まとめておきます。

2016年04月18日 21時29分27秒 | 虫獄滅亡記

これが地震の震央(一番振動の大きい所)から8kmの大津の振動波形です。

この地震波形は普通見られないもので、これは前兆が殆ど無い地震の波形です。

これに似ているのはハンマリング試験や核爆発による振動です。

最初に振動からよく似た波形が連続していますが、これは何処かに反射した波形です。

水の中の音速は1000m/sで地盤の中の音速は3000m/sから5000m/sだったと思いますが、180kmから300km離れた所で反射しているのでしょう。

この反射場所は結構表面に伝搬した振動の可能性もあります。

私は振動工学が専門ですが、地球物理学ではなく、工学屋です。

この振動波形を見て「人工地震」と吹聴している「紙幣の不思議2」でしたか?のページがあるのですが、どうも、そうは言えないでしょう。

これは見慣れた地震波です。震央から216km離れた佐賀の波形です。

この波形は見ても分かる通り振動源から離れると、あちこちへの振動の伝達があって、色々な反射波の影響で、こうなるようです。

さて速度応答波形というもの(大津の振動)を見ましょう。

これはperiod(周期)となっていますが、これは横軸が周波数に相当しています。

上の奴が速度で下の段が加速度となっています。加速度に比べて速度は応答が1/100程度です。

これは重量を慣性と重力で動かさねばならず、速度は大分抑えた反応となるのです。

一方で加速度は、その数値がかかる力になります。

大津では低周波数では上下振動が一番要素として強く、グラフによると1Gつまり重力と同じ力が下から上に作用しています。

この佐賀版がこれです。違いが分かるでしょうか?

先ず振動の大きさが1/100倍です。それと青い線を注目。

青い線は上下方向の振動です。佐賀の1/300倍違います。

つまり震度レベルで10dB違います。(三倍になると10dB違うのです)

グラフは対数グラフとなっており、この対数の応答は、人間の感覚と似ており、音響の応答などが、端的な例となっています。

さて、このグラフが述べているのは、

1)この地震は通常の自身とは異なり、振動の前兆現象が震央付近では0に近い。

2)つまり直下型地震よりもより強力で高速な地震である。

3)その結果、上下振動が極めて強く特に低周波数領域では横の振動よりも大きくなっている。

4)これが今回の地震の被害の大きさを構成している要因と思われる。

それは最初のブログで書いた「座屈」破壊を起こしているのである。

つまり以下の反応を起こしたものと思われる。

1)地震初期上下というより上に突き上げる力がかかる。

 その力は応答分析によると約1Gである。

 つまり重力加速度で上に落下したに等しい。これにより垂直方向に加速度運動をしている。

2)その時に、上下の速度、特に応答速度は0に近く、その重量の影響が強い上への力が二階以上の上層部を支えている一階の壁面を垂直方向に押した。

 これが所謂「座屈現象」である。

3)一階の壁面が破壊され、そのタイミングで東西南北へ回転するように建物を振り回した。

4)この回転により壁面はほぼ完全に座屈破壊を決定づけた。つまり座屈により水平面にキッカケの横力と壁面の破壊を起こし、その力に載せた破壊を進めた。

5)破壊が進んだ壁面は最早二階以上の部分の重量支持能力は無く、そのまま二階の重力に押されて、下にいる人間の上に落下した。

私の推測では3秒程度で、この現象は起きたと思う。その根拠は速度応答の上下方向応答が4秒程度で終わっている点である。

内蔵などの破裂が伴う場合、即死であった可能性が高い。圧死の20名程度の半分は、この形態であったと思う。

通常建物は1Gで叩きつけられて大丈夫なように作られていない。

4/16時点で、この程度の分析は当局側は終わっている。

問題は、その後の振動波形がどう変化しているか?である。

どうもK-Netは情報統制がかかっているようだ。

私のように色々と分かる人間が「正直すぎる」のを恐れているようだ。

困ったことに、一端が見えている以上、幾ら隠しても同じだよ。

私もエンリコ・フェルミの様に手帳の紙片だけでも、状況を把握することが出来るんだ。

そうそう、左翼の馬鹿共。

これが並の知能ってもんだ。

お前らに無いものだ。



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