と言うと江頭か!と思われそうですが、まぁ仕方ないか。
カナダで、そんな事を言う奴が居るというのはどうでも良いのですが、私の参戦する重武装な市民と言えば、オバマに批判的な黒人青年が政治集会にアサルトライフルって言うかMX177はサブマシンガンだね。
それをしっかり持っていた。
確か2000ドルはするよね?結構カスタムっぽいパーツ使っていたから、4000ドルはしているよね?
M189ボールのFMJ(フルメタルジャケット)の弾頭を磨いていそうな、そんな立派な銃である。
ではイスラム国に参戦するといっていたカナダのアンちゃんは?
ウインチェスターライフルでした。
ちょっと見ただけで、良く分からないんだけど、ウインチェスターライフルは、大まかに分けて2種類がある。
1つは「荒野の少年イサム」に出てきた西部開拓史時代幅を利かせた連発銃で45ACP(0.45インチ=11.43mm)の所謂拳銃弾を装填する奴と、ロングライフル弾を装填する奴があって、このロングライフル弾は300グレインとか500グレインの弾丸を積んだ、まぁ「像撃ち銃」と呼ばれている奴で、ハンディーのマグナムは、精々熊を撃つのが限界で、象は300グレイン以上の奴が必要です。
因みに、洒落にならない反動です。0.224口径(5.56mm)の高速弾頭と比較しても重さは全然違う。
そんな奴で攻め込むなら、まぁ分かりそうなものですが、どうも、45ACPっぽいのです。
またウインチェスターライフルは、ショートリコイルやガスオペレーションのオートではなく、手動のレバー装填アクションです。
連射性は1.5秒に一発程度です。
実戦上では丸で役に立ちません。
近年カラシニコフも戦闘力としては弱く、RPG(ロケット弾)を使うぐらいになって、ようやく戦争と言う感じです。
イスラム国もハンディー地対空ミサイルが出てきてアメリカの脅威となっているようだけど、そうじゃないと「虫」と同じです。
でもカナダと言うと、結構アメリカから兵器を搬入できるし、結構、FleaMarket(蚤の市)でも結構なものが買える。
アメリカは今もそうなのか知らないけど、昔は軍隊の払い出し品の「層の厚さ」は凄いもので、まぁCレーションやDレーション程度なら、まぁ良いのだが、(これがイスラム用、ユダヤ用、近年は、モルモン教徒用とかあったりする。問題はインドのヒンディーには合わせ切れていない)他にガスマスク(結構実用品で未着手:期限切れ:実用上スペックの半分は使える気がする)一時期は全然駄目だった「スターライトゴーグル」は「完全実用的:寿命が問題」
それも然る事ながら、もと軍人さんは「複合爆薬」(コンポジット火薬)の扱いが巧みで、また自分で結構作ったりする。
笑ってしまうのは、類似兵器。アメリカの迫撃砲を全く真似した迫撃砲があって、鹵獲品でも結構使えるのがあったりする。
また銃砲だけでなく、薬(浄水剤、寄生虫駆除剤)とか、熱帯の虫対策とか、かまれた時の処置、水の補給、排便の処理、などの生活のしきたりをおぼえるのが大変。
鉄砲も、癖もあったり、使える弾丸の数とかも決まっている。
鉄砲はマシンガン的に撃つと、銃身が駄目になり、交換する必要性がある。ヘビーマシンガンでは射撃中に方針を変える。熱いので変形するのと弾薬で詰るのである。
思ったほど、小銃の部品は交換が必要で、激戦となると半年で部品全部が代わるといって過言ではない。
その一方でゲリラに毛の生えた程度の組織では、古い弾丸を使う事があって、これで撃てない事が結構ある。
そんな所では総じて、全てのものが信用できないが、そんな所でも戦う時は戦う。
そうなると「文明国」の装備と言うものが本当に有り難いと思うだろう。結構軍人さんなんかが日本に来ると「凄い。堕落する!でも良い!」と惚れ込むみたいだ。
何れにしても、カナダの彼は、ちょっと軍事関連の情報と訓練が「丸で0」で、無理だろうね。
思うに、欧米からの義勇軍の教育は結構イスラム国の運営の負担になっているのだろう。
一応参加してくれるから、死なれると、参加の意欲も落ちるし、宣伝にもならない。
そういう意味で、イスラム国に参加する!欧米の弱体化だ!と言う馬鹿が多いが、カナダの事件を見ると、こいつら「足手纏い」と思った。
間違っています?
あれ、使えるようになるまで参加した三分の二は死んでいますよ。
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