国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

すみうち

2006年03月05日 21時11分43秒 | 未分類
タイトルのすみうちをどう漢字で書くのかわかりません。(墨打ち?)
 訪問着や附下等の耳に書いてある印ですが、柄付けの際の目印的なものと理解しています。
 後前を表現するのは直角三角形もどきの図形を用い、底辺方向が後、とがっている方が前を意味します。
 したがって付込み5分、繰越5分の女物の場合すみうちの底辺から2寸6分の所に紋の上端がくるのが理想的だと思います。
 ただ背縫いと共衿左右に合口があるときにはそう簡単にはいかず、繰越5分、衿肩明が2寸5分では、肩山から背縫い迄の長さが3寸1分5厘になるのを利用して肩山を決めます。
 そんな訳で時々訪問着等の紋印をしますがミスはご法度なので、裁断と同じ位緊張します。


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コメント (2)
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