岩佐和裁のブログ、裁縫記:IWASA WASAI's blog, sewing notes.

着物や和裁を紹介しています。
Introducing kimonos and kimono sewing.

着物を仕立たらなんぼ?

2005年06月29日 11時54分01秒 | 未分類
今月の22日にノートン君の購読期限が来まして、インストールしていたのが前のバージョンの2004だったので購読延長せずに、最新版の2005を買いました。
 そうなると少しでも安く買いたいので、アマゾン、インプレス、ベクターのうち一番値段の安かったベクターから買いましたが、その差額は400円...でも安い方がいいです。
 それが着物ならばどうなるか?試しに見積もってみました。
 まずは浴衣ですが、これは考えるのを止めました、というのも以前も紹介した着物の現金問屋の丸京さんで、女物の浴衣の仕立上り品が3.000~8.000円、男物の浴衣で3.000円から、他に浴衣の結び帯が2.000円から、浴衣の帯が1.500~4.500円、桐の下駄が1.500円から有りまして、私の浴衣の仕立代が13.000円ですので値段的には問題になりません。
 そうはいっても高級品の浴衣地や、自分の体型に合わせるのには、誂えのほうがいいという、有難いお客様もいるのでは?と浴衣地も探したのですが、今回のカタログには載っていませんでした。
 確か5.000円位から有ったと思います。
 それと値段とは全く無関係ですが、以前本藍染めの綿絽の女物の浴衣に、下着が透けるのと、藍染めが色落ちして下着に付くのを防ぐ為に、裁切が2尺5寸位の大幅の輸出羽二重を、後幅いっぱいに脇縫い迄居敷当に付けた事が有りましたが、そんなに不自然ではなかったです。
 また単衣の裾くけですが、薄物以外では思い切って2寸位にしたら、縦縫いの縫込みの始末もし易いですし、男物の身丈出しも簡単だと思うのですが駄目ですかね?あとキングサイズの浴衣地で身幅が並で裄が長い人の脇くけは、三つ折りくけが楽だと思うのですが、やはりずくなしの考えでしょうか?
 話がだいぶ脇道にそれましたが、先の丸京さんで試しに絽の小紋と長襦袢と帯を見積もりますと、正絹絽小紋着尺15.000円(お仕立て代21.600円)正絹絽長襦袢地8.000円(お仕立て代13.500円)正絹絽綴帯、紗なごや帯(刺繍、墨描き)5.000円(お仕立代は帯屋さんに依頼するので不明、丸京さんでも頼めます)他にも留袖、振袖、附下、着尺、羽尺等の難物、半端物、季節外れ品が3.000円から有りました。
 売り出しは明日30日(木曜日)迄です。詳しい事は岩佐和裁のホームページの呉服屋さん情報に載せて有ります。
 それとお仕立ですが今なら2週間位で出来ると思います。こちらも詳しい事は私のホームページをご覧になって下さい。
 最後に昨日の記事に書いた、友禅染めの展示会についてですが、生意気なようですが見る価値は十分に有ると思います。
 というのも作品自体が素晴らしいのは勿論ですが、本物を見ておけば印刷された物等との違いがはっきりわかると思うからです。
 上手く表現出来ませんが本物の作品には力が有ります。
 作品の販売をしているかは正確には分かりませんが、それぞれの作品に、小風呂敷10.000円、袱紗20.000円、染めの帯150.000円、といった値札が付いていました。
 でも販売員などは居らず、画廊のギャラリーといった感じで、友禅染めの工程も展示されていました。
 またそれらの作品や外の日本庭園を見ながら、抹茶、紅茶、コーヒー等が楽しめます。(私は抹茶とお菓子のセットを頂きました)ギャラリーの隣には車数台が止められる駐車場も有り、そこの石灯籠も見事でした。

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コメント (2)
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