国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

鍋つかみ

2005年04月13日 17時31分53秒 | 未分類

上の写真は鍋つかみの試作品で、寸法は縦2寸の横7寸で中に薄く青梅綿を入れました。
 市販の物はミトンタイプがほとんどですが、和風な感じを出す為今回は出来るだけシンプルな形にしました。
 と云うのはたてまえで実際は裁断で残った半端な布が溜まり、といって捨ててしまうのはもったいないので、手芸センスゼロの私が苦しまぎれに作った物です。
 それで母に「鍋つかみなんかに使える?」と見せたところ、「正絹の鍋つかみなんて贅沢でとても使えない、たとえば人形のショールにするとか、猫の衿巻きにしたら」と言われてしまい、でもわが家は猫は飼ってないし、そんな人形もありません。やっぱり鍋つかみにしかならないと思います。パールトン加工でもして汚れにくくすれば、使ってくれるでしょうか?
 裏側はぼかしの裾廻しの試し染めの部分(ぼかしの裾廻しにはたまに、試し染めの余計に染まった部分があります)を使いました。下の写真がその裏側です。

 他にも縞の木綿の端布(下の写真)なんかもあり、何に使えるのか今のところ思い付きません。
 携帯電話のホルダーや、ティシュケースや財布なんかではありふれていて、いまいちぴんと来ません。
 なんかいい利用方法がないもんですかね、小さい布がほとんどなので、接ぎでも入れないかぎり、そんなに大きな物は作れませんしね。


岩佐和裁のホームページです、よろしかったら見て下さい。
岩佐和裁のほーむぺーじにようこそ

岩佐和裁のホームページのiモード携帯版です。こちらも宜しくお願いします。
着物の御仕立、お直しのお店岩佐和裁

人気blogランキングへよろしければ

ファッション&コスメBolgランキングこちらにも参加していますので宜しければクリックして下さい。

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする