国家検定一級和裁技能士のブログ、裁縫記:It is a blog of tailor of a kimono.

着物や和裁を紹介しています。
I am explaining a kimono and sartorial art.

和裁、女物袷の着物の縫い方、衽縫いのとじ

2010年01月11日 19時32分48秒 | 袷の着物
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私は衿付を身頃を見て縫い、身頃の前たても即に縫いますので、衽のとじは裏衽の小接ぎの上の縫込みが開く所までします。とじの仕方は脇のとじと同じです。(表裏の衽の縫い目を合せて、約1寸間隔でとじていきます)
 

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和裁、女物袷の着物の縫い方、衿とじ

2010年01月10日 11時54分19秒 | 袷の着物
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袖付が出来ましたら下前の衽下りから上前の衽下りまでの間の衿とじをします。(この時に裄かぶりが無いか確認します)
 まず表の素縫いと裏の素縫いの衿付の縫い目を合せて背中心に待ち針をして、上前の衽下りと下前の衽下りに待ち針をして(あとは釣り合いがおかしくならない様に、適当な間隔に待ち針をします)衿肩明の所はやや細かく、それ以外は8分位の間隔で衿付の縫い目の5厘位上に衿とじをして上前の衽下りの所で一旦糸を止めます。(上前衽下りから共衿までより少し長めにとじ糸を残して切ります)

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和裁、女物袷の着物の縫い方、裏袖付の縫い

2010年01月09日 15時16分50秒 | 袷の着物
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裏袖付は裏袖を折り縫いします。折り縫いの深さは表袖付と同様に袖付の止めから1寸位の間で自然に深くしてに1分にします。そして袖付の止めから5分位の所と袖山の所は身頃を気持ち緩くします。(きせが高くなる方)
 縫い始まりと縫い終わりと袖山は表袖付ほどではなくても数針返し針をします。
袖付が終わりましたら、表袖付は袖が高く、裏袖付は身頃が高くなる様に鏝をかけます。

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和裁、女物袷の着物の縫い方、表袖付の縫い

2010年01月08日 14時10分56秒 | 袷の着物
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縫いはじめの袖付の止めをしましたら切らなかった糸で(止めは表の色糸でします)表の袖付をします。
 表の袖付は身頃を1分の深さで折り縫いをして(袖付の止めから自然に1分の深さにします)、袖山(肩山)と袖付止りのところの5分位の間は袖を気持ち緩くして数針の返し針をします。

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和裁、女物袷の着物の縫い方、袖付の止め

2010年01月07日 12時17分57秒 | 袷の着物
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袖付けの止めは縫い終わりの止めからします。
 袖山と肩山に待ち針をして二本どりの糸で、表袖→表身頃→裏袖(ここまでは袖の振り、身八っ口の縫い止まりに近い方)→裏身頃(身八っ口の縫いどまりから縦に地の目二~三本をすくう)→裏袖(ここからは袖の振り、身八っ口の縫い止まりの地の目二~三本上)→表身頃→表袖で糸をしばり適当な長さに止めた糸を切ります。
 縫いはじめになる袖付の止めも同様にしますが、止めた糸のうち針穴に通っている糸を1本だけ残し、その糸で表の袖付けを縫い残りの三本の糸は適当な長さで切ります。
 また映像では袖裏と胴裏に力布を入れました。

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和裁、女物袷の着物の縫い方、脇縫いのとじ

2010年01月06日 11時53分36秒 | 袷の着物






脇縫いのとじも背縫いのとじと同様に、裾吹きがくずれない様に注意して裾吹きの5分位上に縦に待ち針をします。
 そして表と裏の脇縫いの縫い目がずれないように重ねて、縫い目の5厘上を1寸間隔でとじていきます。
 縦とじが終わりましたら鏝で先ほど縫った身八っ口のみかたをきめます。

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和裁、着物の縫い方、女物の袷の着物のまとめ、身八っ口の止めと縫い

2010年01月05日 16時00分25秒 | 袷の着物






映像の様に脇縫いの内揚げのところの縫込みを三角に折りたたみ、胴裏の色の二本どりの糸で前身頃の脇縫いの縫い止り→倒した後身頃の脇縫いの縫い止りの所を地の目二本位横にすくう→倒した後身頃の脇縫いの縫い止りの所を地の目二本位横にすくう→前身頃の脇縫いの縫い止り→前身頃の脇縫いの縫い止りの地の目二本位上→倒した後身頃の脇縫いの縫い止りの、地の目二本位上を、地の目二本位横にすくう→倒した後身頃の脇縫いの縫い止りの、地の目二本位上を、地の目二本位横にすくう→前身頃の脇縫いの縫い止りの地の目二本位上の順に糸を通し縛ります。
 あと胴裏の前身頃の所には力布を入れます。
そして身八っの止りの三分上から表は折の5厘中、胴裏は印通りに袖付の五分手前まで縫い、表は袖付で折の所が縫い止りになる様に縫います。

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和裁、着物の縫い方、女物の袷の着物のまとめ、背とじ

2010年01月04日 11時45分49秒 | 袷の着物






裾合わせが終わりましたら、次に背とじをします。
 裾吹きがくずれない様に注意して裾吹きの5分位上に縦に待ち針をして、胴接ぎまでは映像の上方向に”きせ”分だけ裾廻しをずらして1寸間隔でとじます。
胴接ぎから上は胴裏が大巾なので背縫いの折山の2厘位の上前側を、縦方向に地の目を二、三本すくい1寸間隔で衿肩までとじます。

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和裁、着物の縫い方、裾の横とじ

2009年09月04日 10時49分35秒 | 袷の着物









裾の最後の工程は鏝で裾吹きを決めて(映像は7厘5毛の太さの裾吹きです)身巾にもよりますが、約1寸間隔で表の裾の折より1分と地の目一本上のところに針目を出すようにして横とじをします。(裾躾のすぐ上になります)
 まず裾の縦縫いの処に縦に待ち針をして、衽の褄先から2寸位の裾吹きをぞべでおさえ、下前褄先のきせの中に針を刺し褄先と褄の終わりとその中間の表のみに小さく針目を出して、褄先から3分の処より表裏に針目を出し、上前の褄先部分迄約1寸間隔で表裏に針目を出して横とじをします。(映像の様に前もって針目を出す処に目印の待ち針をしておくと等間隔に針目を出し易いです)
 針の刺し方は表から針を刺し裏をすくい裾の中に針を通し表から針を出します。
また縫込みの処は表から針を刺し、一旦裏から針を抜いてもう一度裏から針を刺し裾の中に針を通し表に針を出します。
 それと縦縫いの処は表に針を出し表刺し→裏出し→裏刺し→表出し→表刺しの順で針を刺します。
 横とじの最後は縦褄の縫いの処で糸を止めます。(私は横とじの糸は裾廻しの色糸でしますが、表の色糸でする和裁士さんもいらっしゃいます)

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和裁、着物の縫い方、褄あげ

2009年06月17日 09時44分21秒 | 袷の着物












身頃部分の裾の躾をしたら褄あげにかかります。
 褄先の2分手前までは身頃同様に5厘のきせをかけてぞべでおさえ、褄先にかけて5厘のきせをかけ褄型におさえます。
 裏に返して鏝をあて、表、裏のたて褄に裾芯をおさえます(表は折の5厘中、裏衽は通しべらに縫い付けます)
 褄先の裏衽側から針を刺し表地をすくい、たて褄を1寸ばかり縫いましたら表に返して、褄先に引き糸を付けます。

次回、6月20、21日の和裁教室の予約状況は20日(土)が2名、21日(日)は1名様の予定で両日とも定員に余裕がございます。

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