おせっちゃんの今日2

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今年の年賀状から 2

2023-01-12 16:27:09 | いろいろ

年賀状にも、時の流れが感じられます。すべての人の上を時は駆け足で通り抜けていくようです。

★ 高校時代の女子同期生
職場結婚で家庭を持ち、ご主人の転勤に伴い上京。田園都市線に家を建て暮らしていました。その友の年賀状。長女さんは結婚しても務めを続けていました。子供には恵まれなかったようです。通勤に便利な23区内に住んでいらっしゃったようでした。
「家を売って、マンション暮らしを始めました」。新住所を見ると、お嬢さんの近くのマンションのようです。老後を考えたかな、と思いました。

★ 高校同期、ご主人を速くに亡くされ、ご不幸が続いて、一人息子さんまでが急死なさったのでした。コーラスに熱心な方でしたが・・・。
「住みどころを替えました」。見ると、いわゆる有料老人介護マンションのようです。これから先の生活を考えると、よい選択かなとおもいますが・・・やはりお寂しいかと推測したのでした。

★ 近所のママ友から、電話。

ご夫婦二人で暮らしていらっしゃいました。私たちより3歳くらい年上だったと思います。私も運動だと思い、毎日買い物に出る人ですが、奥様もつらそうな歩きぶりでしたが、毎日スーパーまでお出かけのようでした。娘同士が仲良しでしたからママ友も道端のおしゃべりで近況報告していました。
それが、秋の初めころからばったりお姿を見ないようになったのです。お宅の前まで行ってみましたが、あまり人気のない家の様子でした。もしや・・・と心配していました。こちらからの賀状にその旨を書きました。
そのご返事でした。

「頑張ったけど、自分の身体が持たなくなりました。子どもたちもかわりがわり来てくれましたけれど、まだ勤め人です。明らかに疲れてきているのが分かる疲労ぶりでした。これでは共倒れ、話し合いました。少しは子どもたちに残してやりたいとささやかながら蓄えてもいました。でも・・・です。親も子も何も残さないでいいね。とにかく施設にお世話になろうと決心して引っ越したの」。

人生の締めくくり、容易ではない道筋ですね。呆けた夫と頓珍漢な会話をしながら、いつまでわが身が持つかなと思うこの頃です。施設には、なまなかの費用では入れないようですし。

日本人の平均寿命は延びている、人生100歳、そこまで生きたいという人が多いですが、私はそう楽観できはしないと思うこの頃です。

実家の父母は、見事なほど、何の世話もなく生と死の境目を一跨ぎで跨ぎました。それを見ていた私は、自分もあんなふうに一線を越えられると思っていました。いやいや、なかなか・・・


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2 コメント

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お許しを・・ (yakko)
2023-01-13 11:15:11
もう・・これまでと、自分が納得した時、
自身で生きる事を終わらせる合法的な手段があったならどんなにいいだろうか・・なんて、考えますね。

老い先短い老人なら誰でも一度は考えることだと思います。
これが安楽死問題だと思うのです。

老人大国の日本ですから安楽死をタブー視しないで
話し合ったらよいと思うのです。

何年も寝たきりだったり、癌の末期で死を待つだけの老人・・
死を選ぶ権利だって与えてもらいたいですよね。。
家族を楽にしてあげたいと思うのも親心ですから・・
行き過ぎた発言でしたらお許しください。
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yakko様 (おせっちゃん)
2023-01-14 22:57:30
考えさせる、考えなければならないことですね。今日わが家には、職人が入っていました。一日落ち付けませんでした。私の考えは纏まりませんでした。
少し時間をください。考えてみます。
コメントくださってありがとうございます。
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