おせっちゃんの今日2

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食器のお出まし

2023-01-13 13:43:27 | 日記

 

まるで、瀬戸物大安売りの会場のようですね。我が家の居間の床の間です。いえ、いえ、いつもこうしてはおりません。このお出ましの理由をお話いたします。

40年近く前、夫が舅から相続した土地に、家を新築しました。40年という年月は、私のだらしない掃除のせいもあって、汚れたり、傷んだりしております。息子Kの時代になる時には大々的なリフォームが必要なようです。それまで老人二人は古びた家を労わりながら住み続けるか・・・と思っていました。

ところが40年も経つと電化製品は限界が来るようです。昨年の夏、幸いなことに。秋が来た気配のする頃1階の居間・ダイニング台所共有のエアコンが動くけれど温度が下がらない状態になってきました。これはいかん。

わが家ではお財布のひもを握っているのは夫です。私は、「これだけは家事費に使ってもいいよ」という額を支給されるのです。うまくケチって、安く上げ残った物が主婦のお小遣いになるという方式です。

ああその前に先に述べた金額から、夫が10万円、私が15万円、半年分の特別会計として出し合い、ストックしておいて特別なことがあった時に使うことになっています。いえの小さな修理、電化製品買い替え、交際費などが主な出費です。もっと大きなものは、夫と個人面談で決めるのです。

少しづつ繰越金を貯めて置いたものが、20万円になっていました。息子に相談しました。お正月安売りというものがあるだろう、上手く安く手に入らないかねえ。正月の特別サービスという催しがあって、20畳用がとても安いとか。この度は年寄り出費で求めるけれど、実際に使うのは、あなたたちの方が長くなるんだから、あなたたちの良いように決めて、ということで、息子は自分の見つけたエアコンをすぐにネットで買ったようでした。

先ず担当の取り付け電気屋が、取り付け可能かどうか見に来ました。これが大変。40年という古い家です。考えてみれば40年前には、地球温暖化も今ほどではなく、全ての部屋にエアコンを付けるなどという考えは少数派だったかもしれません。電気屋の言うことがはっきりわからないのですが、「おや、右付けだよ。今度のは左だよなあ。おまけに隣の台所を越えないといけないぞ台所を越えないといけないぞ」「今家を建てる時は、こうしたことも全部考えて、壁の中に初めから部品を組み込むんだけれど・・・」とやりたくなさそうな発言。

「壁の裏は台所。食器棚を置く場所だから、壁の一部を切り取ってもいいわ」ということでやっと話し合い完了。「14日土曜日に工事に来るから、食器棚を動かしておいてください。費用は、相当分御払い願います。ということに。
そんなわけで今朝から食器を全部居間の床の間に移したのです。

まあ、それにしてもあるわあるわ。床の間からも少々あふれ出ました。Kのお嫁さんのMiちゃんが好きなものを使い、捨ててくれるでしょう、と下駄を預けることにしよう。
毎日の内輪のご飯には、同じ、使い勝手に慣れた物だけで十分だよね。一品一品見ると、捨てがたい良いものもあるんだけれど。Miちゃんごめんね。

明日は、おばさんでは電気のこと解らないだろうし、力仕事もあるから、来るよ。なるべく朝早くに来るから、と言ってくれていますが。

 

 

 


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