学校と仕事

先日、折々のことばに小学3年生のこんな言葉が取り上げられていました。

『子どもは学校が仕事　おとなは仕事が学校』

解説の鷲田清一氏の友人が送ってくれた言葉だそうです。父親と息子の会話からです。

「ああ明日、月曜や。学校行かなあかん」
「子供は学校が仕事やもんな、しゃあないで」そこで素早く息子の返し。
「大人は仕事が学校」。一本取られた父親。

普段の普通の会話。表現も凝ったものではない。おせっちゃんは今日は楽勝！と思いました。ところが息子の返しの「大人は仕事が学校」がすんなり説明できないのでした。そのまま放っていました。
そんなおせっちゃんにお助けの投書。「声」の欄にこんな投書があったのです。これの後半の意味するところがすっと分かりました。
解ったところでこんな意味合いの会話だと思う所を書いてみました。

「父ちゃんは会社に行って仕事をするんや。疲れていきたくない時もあるけれど、これは仕事だからサボらずに、働かなくっちゃだよ。○○ちゃん、君は学校で勉強するのが仕事なんだから、ちゃんと学校に行かなくっちゃ。勉強は大事だよ」
「うん、分かってる。大人はお仕事をしているうちに、仕事の中でいろいろ学ぶことがあるでしょう。ちゃんと仕事の中から大事なことを学ばなくっちゃだね」

逃げないで、真面目に働いておれば、そこでいろいろ学ぶことがあるはず、なんだよね。
くだくだしく書きました。蛇足ですね。失礼しました。